もみ返しと好転反応の違い：2024年4月1日｜アロゼのブログ

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投稿日：2024-04-01 08:42:28.0

もみ返しと好転反応の違い: 整体やマッサージに行った後、施術された部分が痛くなったり、だるく感じた経験はありませんか。
施術をした後に身体に不調が出る症状を「もみ返し」といい、似たような反応に「好転反応」があります。

今回は「もみ返し」と「好転反応」の違いなどについてお話します。

もみ返しとは
整体やマッサージで筋肉を強く押されたり、揉まれたりした際に筋肉にダメージが生じ、身体に痛みや不調が現れる症状の事です。

もみ返しの症状には、

・施術箇所の痛み、内出血
・肩こりや腰痛の悪化
・頭痛
・吐き気
・不眠などがあります。

もみ返しは筋肉の損傷が原因で炎症が起き、
痛みや不快症状を起こしています。
人によっては回復するまでに通常2～4日、
長いときでは1週間ほど時間がかかります。

好転反応とは
好転反応は施術を受けた後に身体が正常に戻る過程で生じる一時的な不調であり、もみ返しとは全く性質が異なります。

施術によって歪みや筋肉の緊張が緩和され、体が正常に戻ろうとする際に起きる反応で、適切な施術を受けた後は血行やリンパの流れが良くなり、老廃物が体内を巡りやがて排出されていきます。
この過程で、一時的に不調を感じます。

好転反応の主な症状として、

・だるさ
・眠気
・全身のほてり

もみ返しとの違いとしては、好転反応は全身的な症状で、施術を受けた場所に強い痛みが生じることはありません。
好転反応の症状は一晩ゆっくりと休めば回復し、長くても2～3日程度で消失します。

もみ返しの原因は
筋肉は「筋線維」という筋肉の細い筋が束になったもので、この筋の束を「筋膜」が包んでいます。
この筋線維や筋膜が傷つき、炎症を起こしてしまうのです。

もみ返しが起きてしまった場合、筋肉が傷ついて炎症を起こしている状態なので、ケガをした時と同じように患部をしっかり冷やしましょう。
アイシングする事によって炎症を抑え、腫れや痛みを緩和する効果が期待できます。

施術後にもみ返しなどの不調を感じた場合は遠慮せずに施術者に伝え下さい。
力加減を調節したり、アプローチの仕方を変えたりして、なるべくもみ返しが起きない様に行って参ります。

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