坐骨神経痛とは：2024年5月13日｜アロゼのブログ

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投稿日：2024-05-13 09:01:18.0

坐骨神経痛とは: 『坐骨神経痛』とは、病名ではなく下肢にあらわれる症状の総称で、お尻から下肢にかけて痛みやしびれが続く状態を言います。

坐骨神経は坐骨を通りお尻の筋肉・梨状筋を抜け、足へ向かう末梢神経の1つで、
末梢神経は脳と脊髄からなる中枢神経と体の各部を結び、体を自由に動かしたり、温度を感じたりする伝導路で、主に３つの神経から構成されています。

・運動神経
脳から指令を送り、体の各部位を動かす神経
・知覚神経
痛みや温度などの感覚を、皮膚、筋肉、関節を介して中枢に伝える神経
・自律神経
意志とは無関係に内臓、血管、腺などの機能を調整する神経

私たちの下肢が自由に動かせたり、バランスよく歩く事が出来るのは、末梢神経である「坐骨神経」がしっかり働いてくれるおかげなのです。

坐骨神経痛の痛みは自覚症状である為、本人にしか分かりません。
痛みの表現も様々でしびれは「ビリビリ」「チクチク」など、痛みは「ズキズキ」などと表現される事が多いです。

痛みの場所は坐骨神経が通っているお尻から下肢にかけて起こり、片肢に症状が出る場合がほとんどですが、両肢にあらわれる事もあります。

坐骨神経痛を引き起こしている原因は様々ですが、主な理由として腰椎疾患があります。
特に多いのは『腰部脊柱管狭窄症』と『腰椎椎間板ヘルニア』です。

他にも骨粗鬆症や腰椎圧迫骨折、腰椎分離症なども坐骨神経痛の原因となる病気だと言われています。

筋肉の衰えが坐骨神経痛の原因にも繋がっていきます。
筋肉量は20代をピークに減少していきますが、中でも最も衰えが早いのは下肢の筋肉。
上肢や体幹よりも早く、大きく減少していきます。

お尻の筋肉には
・坐骨神経を保護する
・坐骨神経に栄養を供給する血管を守る
・坐骨神経を冷えから守り血流を維持する
という役割があります。
その為軽度の坐骨神経痛であれば、筋肉をつける事である程度改善できます。

坐骨神経痛などで歩く事が困難になると、運動不足により筋力低下など悪循環となり、介護が必要になる可能性も高まるのです。
こうした悪循環を防ぐ為にも痛みが酷くなる前に、改善や予防を心がけるよう努力しましょう。

坐骨神経痛や下肢の痛み、痺れにお悩みの方は是非ご相談下さい。お一人お一人の症状に合わせた施術や予防法をご提案させて頂きます。

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