そのコンプレックス、諦めてない?

顔周りのコンプレックスを、「どうしようもないな~」と諦めている人は必見!ヘアスタイルでお悩みをカバーすることで、もっと可愛くなれちゃうんです。今回は、代表的なお悩みごとに、解決ヘアをご紹介。

【お悩みCASE1】丸顔

丸みのある輪郭が可愛らしくも、幼く見られがちな丸顔さん。さらに、ふっくら見られちゃうというお悩みも。

すき間バング×切りっぱなしボブは、丸顔カバーの最強ヘア♪

スタイリスト/カワシリアツシ(K-two AOYAMA) モデル/矢城りえか

解決POINT

①ふっくら見えには顔のフレーム作りがポイントに。シースルーバングで縦の幅を強調し、サイドバングで頬からあごにかけての丸みをカバー!

②顔の丸みよりも少し低い位置にボブラインを作り、毛先はいわゆる”切りっぱなし”のブラントカットに。切りっぱなしボブはカッコよさがアップして、幼さカバーにお役立ち。

HOW TO ORDER

肩上のワンレングスボブ。トップのみレイヤーを入れて動きやすくし、かつ縦長のシルエットに近づける。毛先はブラントカットでパツッとした質感に。そこに大きめのロッドで外巻きのパーマをかけてハネ感をプラス。

【お悩みCASE2】ベース顔

骨ばった印象のベース顔さん。丸い輪郭に憧れつつ、エラや顔の大きさが目立って見えるのも解消したい。

レイヤーでエラ隠し&やさしげムード両立

スタイリスト/大西絢子(HOULe) モデル/濱田おあい

解決POINT

①ヘアで丸みを与えて骨ばった印象を和らげて。前髪の曲線ラインでやさしい印象に見せ、おでこの三角形のすき間で抜け感を与えます。全体のシルエットも卵形にして柔らかく。 ②気になるエラは、モード系を狙うなら思い切って出すのもアリだけど、可愛さアップにはさりげなく隠すのが◎顔周りにレイヤーを入れ、毛束をふわりと下ろして小顔見せ。

HOW TO ORDER

あご下からレイヤーをたっぷりと入れたセミロングスタイル。前髪は流しやすいよう斜めにカットし、ナチュラルに仕上げて。毛先に揺れ感を与えるように束感を出す質感のカットを。仕上げはクリームタイプのワックスでつやめきをオン。

【お悩みCASE3】面長

大人っぽくも実年齢より老けて見られがちな面長さん。顔が間延びして見えちゃうのも気になるところ。

面長ケアには揺らぎカールとひし形のメリハリが効く!

スタイリスト/萩原翔志也 モデル/新川みさき

解決POINT

①サイドをふくらませたひし形シルエットは、縦長カバーに最適!横へのボリューム感で縦の印象を緩和。毛先のスイングカールでさらにメリハリをオン。 ②大人っぽくも、老けて見られがちな面長さん。動きのある華やかな、ふんわり揺れ落ちる動きとハネのコンビで老け見え解消!

HOW TO ORDER

ミディアムレイヤーベースのスタイル。トップに動きが出るよう、しっかりとレイヤーを入れて。前髪はリップラインでカットし、外側に向かう動きを与える。トップの根元の立ち上げと、毛先ワンカールのハネ感のあるパーマで、カジュアルに。

【お悩みCASE4】逆三角顔

逆三角顔さんのシャープな輪郭は、ともするとキツい印象に見られがち。横幅が目立つというお悩みも!

リバースの動きをスパイスに、ふわミディで逆三角を解消☆

スタイリスト/田代周(Secret) モデル/小梛準子

解決POINT

①前髪の幅を狭くするのが横長感を和らげる鉄則。ワイドバングは横広がりの印象が強まってしまう。ナローバングで目周りを引き締めて。 ②あごのシュッとしたラインがキツく見られがち。ヘア全体のボリュームと、顔から逃げていく外向きの毛束で、あごラインから視線をそらし、目立たせないように。

HOW TO ORDER

ローレイヤーベースで重めにし、毛量を間引いてパーマの動きを出しやすいようカット。前髪は狭く設定し、下ろし流す。パーマは毛先から2回転。顔周りの外向きの動きはロングロッドを使用してしっかり出し、ボリュームを作る。

【お悩みCASE5】目が小さい

目元のお悩みの代表といえば、やっぱりコレ。目を大きく華やかに見せたいという願いは切実!

目の上の“M”と頬の“C”。自然と目を大きく見せるMCバング

スタイリスト/田代周(Secret) モデル/今泉弥々

解決POINT

ポイントは3つ。目尻を縮める、目の上の空間をほのかに空ける、頬に毛先を落とす。これを組み合わせた“MCバング”で、ナチュラルに目力アップ!

HOW TO ORDER

前上がりのショートレイヤーベース。顔周りは細かくカットして繊細な質感を作り、頬付近にシュッと落とす。目の上はすき間を作る。デジタルパーマで大きいカール感を与え、前髪も軽く内に巻いておくと扱いやすい。

【お悩みCASE6】いかり肩

がっしり見えるのがいかり肩さんのコンプレックス。ヘアも似合う長さがよくわからない…というお悩みも。

肩ラインをぼかしつつ、可愛さアップのルーズウェーブ

スタイリスト/木村亜沙美(K-two AOYAMA) モデル/高田毬羽

解決POINT

いかり肩さんの場合は、出すよりもぼかし隠す方がベター。長めのレングスにパーマをかけて、ふわふわカールを相棒に。肩のラインを目立たなくします。

HOW TO ORDER

肩下から動きが出るようにレイヤーをオン。重いフォルムの中に軽さを作っておき、そこにゆるやかなウェーブをかける。内向きと外向きを交互に巻き、顔周りにはふわっとした外向きの動きを出すのがコツ。カールは肩のラインを意識して。

【お悩みCASE7】なで肩

日本人に多いと言われるなで肩。どうも着こなしがサマにならない、姿勢が悪く見える…など、お悩みも様々。

柔らか前下がりボブで、肩周りから目線を上げて

スタイリスト/根岸宏幸(HOULe) モデル/櫻田麻美子

解決POINT

前下がりボブの後ろから前に向かう動きが、スッと目線をそらしてなで肩カバーにひと役。この前下がりのライン自体は柔らかい方がなで肩さんの優しげムードにはまります。

HOW TO ORDER

前下がりのショートボブ。ブラントカットで重めにし、細かくカットして毛先を柔らかく崩す。さらに毛先巻きのパーマでふんわり感を演出。前髪は厚みを出さず、薄め、軽めに。全体の動きに合わせてさらりと流して。

ヘアをアップデートして、コンプレックスとお別れ♪

顔周りのコンプレックスは、どうしても気になるもの。この先も長く付き合っていくためにも、今回紹介した解決ヘアを参考に、あなたも上手にお悩みをカバーして、今よりもっと可愛く素敵な女子を目指して♡

構成/早川沙利(本誌) 取材・文/薄葉亜希子 撮影/岡田誠

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