50代に似合うウルフを知る前に。ウルフカットってどんな髪型?

ウルフカットとは、トップを丸みのあるシルエットにカットし、顔まわり・サイド・襟足にレイヤーを入れたヘアスタイルのこと。
襟足のレイヤー部分が狼の毛に似ていることから、"ウルフカット"呼ばれています。

ウルフカットは種類が豊富で、カット方法やスタイリング方法などによって形はさまざま。
ショートからロングまで長さのバリエーションが豊富で、輪郭や骨格に合わせて調整しやすいのが魅力です。

王道のウルフスタイルはもちろんですが、大人女性が多く取り入れているスタイルには次のような髪型があります。

・ネオウルフ
・ソフトウルフ
・マッシュウルフ
・ウルフパーマ
・顔まわりウルフ

どんな形のウルフカットが似合うかは、顔型・年代・髪質を考慮する必要があります。
気になるスタイルを見つけたら、画像を保存しておき、美容師さんに相談してみましょう。
個性的なイメージを持たれやすいウルフカットですが、カット方法やスタイリング方法によってさまざまな印象のスタイルが楽しめます。
ウルフカットで特に意識したいのが襟足のデザイン。
襟足の長さや動きがスタイル全体の雰囲気を決める重要なポイントです。

例えば、カタログのように襟足を長く残すとスタイリッシュで個性的な印象に。
首に沿うようにくびれができるため、メリハリのあるスタイルに仕上がります。

一方、襟足を短くすれば、若々しくフレッシュな印象に。
縦の印象が強いウルフカットに丸み要素が加わり、縦と横のバランスが取れます。
トップと襟足との差が少なく、ナチュラル仕上がりになるため、大人女性にも取り入れやすいでしょう。

大人女性ならではの魅力を活かしつつ、髪や肌の悩みをカバーできるところがウルフカットの魅力。
さまざまな印象のスタイルに挑戦して、新しい自分を見つけましょう。

▼ウルフカットについて詳しくはこちら

似合うウルフカットを探そう。ニーズ別オーダーポイントとお手本スタイル
似合うウルフカットを探そう。ニーズ別オーダーポイントとお手本スタイル
個性があってあどけない雰囲気が可愛いウルフカット。どんなカットの仕方や形が今っぽい?前髪あり・なしどっちが似合う?など、自分に合ったウルフヘアに悩む方も多いはず。そこでこちらの記事では、自分に似合うウルフカットの選び方を、「顔型」「年代」「髪質」別に幅広くご紹介していきます。ウルフカットで、新しい自分に出会いましょう♡

どんな髪型からだとウルフにしやすい?

ウルフカットは、襟足や顔まわりを中心にレイヤーを入れていくカット方法が特徴。
そのため、カタログのようにレイヤーが入っていない重めのスタイルからだとウルフにしやすいといえます。
どんな長さのウルフヘアを求めているかによりますが、想定よりも少し短くなることを考えて、なりたいレングスよりも長めが理想的です。

一方、すでにレイヤーが入っている場合、ボリュームが足りなかったり、希望の長さよりも短くなったりすることも。
特徴的なカットのため、ウルフカットは安定しづらくまとまりにくい傾向があります。
髪が広がりやすい方は縮毛矯正クセを解消してからウルフカットにする方法も検討してみてください。

ウルフカットは50代に似合う。その理由は?

前提として、大人女性向けの髪型はショートがおすすめ。

顔まわりでスタイルを作るショートはボリュームの調整がしやすく、頭の形をきれいに見せられるからです。
なかでも大人女性に支持されているのは、ひし形ショートや前下がりボブなどの重心が高めのヘアスタイル。
年齢とともに気になり始めるボリュームダウンやくせ毛、フェイスラインたるみをカバーし、明るく若々しい印象をゲットできます◎
ウルフカットは襟足がすっきりとしている分、重心が高く見えるのが特徴。
そのため、髪のボリュームダウンや顔立ちの変化に悩む大人向けの髪型といえます。
なかでも、カタログのように丸みやひし形シルエットを意識したショートウルフは50代の方にぴったりです。

骨格や輪郭に合わせてスタイリングできるウルフカットはショートはもちろん、スタイルの種類が豊富。
年齢と共に現れる髪や顔の悩みをカバーしつつ、おしゃれにイメチェンできます◎

ウルフカットはたくさんの魅力があるヘアスタイル。あなたに似合うウルフカットがきっと見つかるでしょう!

50代ではじめてウルフカットに挑戦。注意すべきことは?

ウルフカットはレイヤーを取り入れたスタイルです。そのため、重みのあるボブスタイルよりもまとまりにくい傾向があります。

50代の方がウルフカットに挑戦する際は、レイヤーの入れ過ぎに注意しましょう。
過度にレイヤーを入れすぎるとくせが出やすくなったり、広がりやすくなる原因に。
必要以上にトップやサイドにボリュームが出てしまうと個性的すぎたり、不自然に見えたりする可能性があります。
また、ウルフカットは縦の印象が強いため、髪の長さにも注意が必要です。
50代の方が長めのウルフカットにした場合、お顔が長く見えたり、ボリュームが出づらくなることも。
ウルフカットならではの動きや軽やかさを出すのが難しく、ペタっとした重たい印象になってしまう可能性があります。

ウルフカットは、トップのボリューム感・襟足の長さ・顔周りの髪のバランスが重要な髪型です。
髪質や選ぶウルフスタイルによっては、こまめなメンテナンスが必要になるでしょう。
きれいなシルエットをキープするためには、3カ月に1回程度を目安にメンテナンスを行うのがおすすめです。

くせ毛でもウルフカットに挑戦できる?

ウルフカットはくせ毛の方でも挑戦することができます。
ただし、レイヤーを入れることによって髪が広がりやすくなることも。

くせ毛の方がウルフカットにする際は、レイヤーを控えめに入れ、毛先に適度な厚みを出すのが◎
程よく重さを残すことで、ウルフカットの軽やかさはそのままに、まとまりやすいウルフヘアを手に入れることができます。

とはいえ、くせのタイプは人それぞれ。
ウルフカットなら、くせ毛をおしゃれに活かすこともできます。
美容師さんにくせの状態を見てもらいながら、あなたにマッチする髪型を見つけましょう。

ウルフのスタイリング方法は?

特徴的なカットのウルフヘアは毎日のヘアセットが重要です。
特に髪のハリコシが気になる50代女性にはボリュームアップ髪型のメリハリはマスト。

まずは、ブローで髪を立ち上げるように温風をあてて、ボリュームを出します。
次にアイロンで表面の髪をふんわりさせながら毛先を内巻きに。
襟足部分は首に沿うようにキュッとくびれを作り外はねにしましょう。
仕上げにスタイリング剤を巻いた部分を中心に馴染ませ、シルエットを整えたら完成です!

スタイリング剤は、仕上がりのイメージに合わせて選ぶのがポイント。
ふんわりとしたナチュラルヘアにしたいなら、ソフトタイプのワックスやムース。
束感のあるツヤ髪にしたいなら、ヘアバームがおすすめです。

オーダーの参考に。50代向けウルフカット10選

ここからは、50代女性におすすめのウルフカットをご紹介します。 大人女性の魅力を活かしながら、年齢に伴う髪や肌のお悩みをカバーするスタイルをピックアップしたので、ぜひオーダーの参考にしてください。

ポイントパーマで作るソフトウルフ
レイヤーを控えめに入れ、ナチュラルに仕上げたソフトウルフ。 毛先を中心にゆるめのパーマをあて、柔らかい毛流れを作ることで、ふんわりとした優しい雰囲気に。 トップと襟足の差が少ないため、初めてショートウルフに挑戦する方にもおすすめです。
ネオウルフ×グレージュカラーで上品に
ふんわり感のあるネオウルフにグレージュを合わせた上品なスタイル。 グレージュで染めることで、髪に透明感と柔らかさをプラスしています。 スタイリングは襟足を外はねに、トップは毛先を内巻きにしてしっかり毛流れを作るのがポイントです◎
くせ毛さんにおすすめの無造作マッシュウルフ
マッシュヘアがベースで一般的なウルフヘアよりも襟足が長いマッシュウルフ。 顔まわりの髪を骨格に合わせてカットすることで、髪が広がりにくく、頭や顔を小さく見せてくれます◎ ヘアオイルとシアバターをしっかり塗布し、ウエットにまとまりのある仕上がりに。 くせ毛が気になる方でも挑戦しやすいウルフスタイルです。
ウルフ×無造作パーマでこなれ感抜群に
軽やかなミディアムウルフにパーマをかけた華やかなスタイル。 カタログのように無造作な毛流れを作ると、スタイリング剤を馴染ませるだけで、こなれ感のある仕上がりになります。 デザインカラーとの相性も良いので、個性を出したい方にもおすすめです。
顔周りウルフ×ハイライトで大人カジュアルに
襟足が長めのミディアムウルフに顔周りレイヤーをたっぷり入れたスタイル。 気になるフェイスラインや骨格を自然にカバーしてくれるため、小顔見せが叶います。 スタイリングは控えめですが、ハイライトを入れることで奥行きが生まれ、立体感のある仕上がりになっています。
万能な大人のソフトウルフ
ひし形シルエットを意識したソフトウルフ。 ツヤが出るワックスを使用し、トレンド感をプラス◎ アレンジ次第でキュート・クール・ナチュラルとさまざまな雰囲気が楽しめる万能スタイルです。
立体感のある外はねくびれネオウルフ
ひし形シルエットを意識した外はねくびれネネオウルフ。 ナチュラルにくびれができやすいようにレイヤーを入れており、表面の髪は毛先を内巻き、襟足は外はねにすることで立体的に仕上げています。 顔周りにくびれを作ることで、フェイスラインのたるみを補正してくれるため、小顔効果も期待できますよ。
大人可愛いくびれウルフボブ
トップと襟足の差がしっかりあるくびれウルフボブです。 襟足を長めに作ることで個性的な印象に。 サイドの髪は、前下がりになっており、フェイスラインをキュッと引き締めてくれます。 特に丸顔さんにおすすめのウルフスタイルです。
くせ毛を活かしたエアリーミディアムウルフ
くせ毛が気なる方におすすめのウルフスタイル。 ローレイヤーで重ためにカットすることで、髪の広がりを抑えながら柔らかいシルエットに◎ エアリーな質感は、大人可愛い服装やカジュアルな服装にぴったりです。
ラベンダーカラー×大きめカールでエレガントに
ウルフレイヤの毛先を太めのカールアイロンで巻いたエレガントなスタイルです。 トップの髪を重めにすることで広がりにくくし、くびれを作ることでメリハリをプラス◎ ラベンダーカラーの透明感と柔らかさが大人女性にぴったりです。

ウルフの次はどんな髪型がいいの?

ウルフヘアからすぐにイメチェンしたいなら、襟足や顔まわりのレイヤー部分をカットしてショートにしてみてはいかがでしょうか。

若々しく華やかな雰囲気を求めている方は、カタログのような丸みショートがおすすめです。
トップとサイドに適度なボリュームがあり、襟足はすっきりしているため、メリハリのある若々しい雰囲気に。 パーマやコテで髪に動きを出すと、お顔を華やかに見せてくれます。
上品な雰囲気を求めている方は、シャープなカットラインの切りっぱなしスタイルがおすすめ。
襟足のレイヤー部分をパッっと切り揃え、顔まわりのレイヤーはそのまま長さのみカットします。
顔まわりレイヤーがスタイルに軽さをプラスしてくれるため、フェイスラインが引き締まり、小顔効果が期待できます。
髪の長さがミディアム・ロングと長めのウルフヘアの方は、レイヤーを活かしたレイヤーボブがおすすめ。レイヤーを入れると髪に動きを出しやすくなります。
カタログのように、毛先は外はねに、顔まわりの髪をくびれさせると、小顔効果抜群の大人可愛いスタイルに仕上がりますよ。
今すぐ雰囲気を変えたいならパーマを取り入れるのも◎

例えば、カタログのような大きめのハードパーマスタイル。ウルフスタイルならではのシルエットはそのままに、くるくるでおしゃれなスタイルにチェンジできます。

カールの大きさやパーマをあてる位置によって、雰囲気がガラリと変わります。なりたい雰囲気に合ったパーマスタイルにチェンジして伸ばす期間もおしゃれを楽しんじゃいましょう。