インナーカラーでボブの魅力を引き上げよう!

アレンジしやすく、まとまりがいいボブヘアは、インナーカラーをより魅力的にするスタイルのひとつ。 SNSをチェックしてみても、「インナーカラー × ボブヘア」はおしゃれ女子の定番スタイルとなっています。 一見難しそうに見えるインナーカラーも、コンパクトかつシンプルにきまるボブヘアと組み合わせることで、初心者さんでも挑戦しやすいスタイルになるんです◎

ボブヘアは、下の髪よりも上に重なる髪の方が長いという特徴があります。
そのため髪を耳にかけたり、髪が揺れたりすることで、さりげなくカラーをチラ見せできるのが魅力です。

今回はインナーカラー初挑戦のあなたでも、可愛くなれちゃうおすすめのスタイルを紹介します。
ボブヘアをもっとおしゃれに楽しみたい方は、ぜひチェックしてくださいね!

ボブヘアをよりおしゃれに!インナーカラーの入れる場所

まずはボブヘアにぴったりのインナーカラーの入れ方から見ていきましょう。 ボブヘアさんに似合うインナーカラーを入れる場所は「耳周り(イヤリングカラー)」「前髪や顔周り」「裾」の3か所。 チラ見せしたいか、大胆に見せたいかなど、どんな風に色を取り入れたいかで選んでみましょう。

耳元・耳周りに入れるイヤリングカラー

イヤリングカラーとは、もみあげ部分を中心に耳周りだけに色を入れるスタイルです。
髪を耳にかけると、カラー部分がアクセサリーのように耳元を華やかに見せてくれます。

髪を降ろしているときは色を入れた部分が隠れるので、ハイトーンのインナーカラーでも挑戦しやすい入れ方。
ショートボブ、ミディアムボブなど長さを問わず取り入れやすい定番スタイルです。

前髪や顔周りに入れるインナーカラー

いわゆる「バングカラー」と呼ばれる前髪に入れるインナーカラーも、ボブヘアにぴったり。
韓国アイドルのようなキュートで、遊び心のあるスタイルが完成します。

「前髪ありのボブが好きだけど重たい印象になるのはイヤ!」という方、センシュアルで大人な雰囲気が欲しい方におすすめです。

また、前髪、こめかみ、もみあげにかけて顔周り全体に入れる「フェイスフレーミングカラー」も一押し。
顔がパッと明るい印象になりますよ◎

毛先から覗かせる裾インナーカラー

裾インナーカラーとは内側にベースと異なるカラーを入れ、毛先や内側から色味がちらっと見えるスタイルのこと。
イヤリングカラー同様、ハイトーンを入れても上部の髪で程よく隠れるため派手になりすぎることはありません。

インナーカラーで個性を出したい方、いつものインナーカラーから新しいスタイルに挑戦したい方におすすめです。

インナーカラーを入れる前に知っておきたいポイント

ここからはサロンでインナーカラーを入れる前に、チェックしておきたい3つのポイントを紹介します。
カラーを入れた後に「イメージと違った!」とならないためにも、しっかり押さえておきましょう。

場所だけでなく入れる範囲も決めておく

インナーカラーは入れる範囲で印象がグッと変わります
インパクトのあるスタイルにしたい時は、画像のようにインナーカラーは広めの範囲に入れましょう。
スタイリングやアレンジをしたときに見える部分が広くなり、色を目立たせることができます。
「インナーカラーを隠したいシーンが多い」という方は範囲狭めでインナーカラーを入れるのがおすすめ。
上部の髪がインナーカラーをカバーしてくれるため、隠しやすくなります。

シーンに合わせて、好きなインナーカラーをとことん楽しみましょう!

色落ちした後のことも考える

ヘアカラーはどうしても時間とともに色落ちが起こります。

カラーが入っているときは全体になじんでいても「色落ちしたら浮いてしまった!」ということのないように、入れる場所と範囲は慎重に決めましょう

また「色落ちしたあとのカラーチェンジも楽しみたい」という場合は、しっかりブリーチをして地毛の色味を抜いてしまうのがおすすめです。
最初はカラーで、時間が経ったらハイトーンで、と2度楽しめるスタイルが完成しますよ!

ベースの色との組み合わせを考える

インナーカラーの醍醐味は、ベースの髪色とのコーディネート
アクセントとなるインナーカラーが映えるのは、黒髪やダークトーンのベース色です。
カラーのコントラストが印象的で、一気におしゃれな雰囲気に仕上がります。

ボブスタイルに軽やかな動きをプラスしたいなら、ベースカラーは明るめにするのがおすすめ。
ハイトーンのインナーカラーともなじみやすく、ナチュラルに個性を出したい人に試してほしいスタイルです◎

インナーカラーの色味は、なりたいイメージに合わせてベースカラーと一緒に考えるのがポイント
ここからはインナーカラーが映えるベースが黒髪・暗めのボブ、おしゃれ上級者にぴったりのベースが明るめのボブに分けて、おすすめのスタイルをご紹介します。
ぜひお気に入りの色味を見つけて、可愛いインナーカラーボブに挑戦してくださいね♡

ベースが黒髪・暗め × インナーカラーボブのカタログ集

まずは、暗めのヘアカラーをベースにしたカタログを紹介します。 ベースを暗めにすることで、インナーカラーとのコントラストを楽しめるように! 落ち着いた印象と今っぽさの両方が欲しい方はぜひ挑戦してみてください。

派手めブルーも暗髪なら◎
暗髪ボブさんこそ、明るいトーンのインナーカラーが相性抜群。 可愛らしい明るめブルーを顔周りに取り入れ、パッと明るいスタイルに仕上げています。 色が浮いてしまうのが心配な方は、全体もブリーチしておくのが◎ ベースカラーも透明感あふれる暗髪にしておくとでマッチしやすくなります。
透け感グレーインナーで柔らかい仕上がりに
かっこいい雰囲気作りが得意なインナーカラーですが、グレーなどの透けカラーを選ぶことで柔らかい雰囲気にも仕上がります。 サイドはイヤリングカラーだけを残して耳にかけることで、おしゃれさをアピールできます。
ホワイトのインナーは範囲を工夫してナチュラルに
肩上で切りそろえられた黒髪ボブに、ホワイトのイヤリングカラーをチラ見せ。 インナーカラーの範囲が狭いことで、明るい色ながら、派手すぎないおしゃれヘアを楽しめます! 結び方でインナーカラーを隠せるスタイルなので、会社や学校など、派手な髪型ができない方にもおすすめのスタイルです◎
ホワイトフェイスフレーミングで明るい印象に
人気の結べるミディアムボブにフェイスフレーミングをオン! 顔周り全体に入れることで、暗髪ベースでも明るい印象になります。 スタイリングはコテで全体を外ハネにすれば、最旬のくびれボブの完成です!
抜きっぱなしバングカラーで大人っぽいクールスタイル
前髪からこめかみ、もみあげ、耳後ろまで広範囲にインナーカラーを入れたスタイル。 インナー部分はブリーチをしっかりすることで、ベースの黒髪とコントラストをつけた、大人っぽいボブヘアに。 スタイリングはオイルを使って、束感&ツヤ感をプラスしましょう。 インナーカラーで一気に印象チェンジしたい人におすすめのスタイルです!
波ウェーブにアレンジしてカラーをアピール
可愛いカラーを全面にアピールしたいという方には裾インナーカラー×波ウェーブがおすすめ。 波ウェーブにアレンジすることで、よりグラデーションのような色の変化を楽しむことができます。 ベースカラーはダークトーンをチョイスして、スタイル全体を引き締めると◎

ベース明るめ×インナーカラーボブのカタログ集

次にご紹介するのは、明るめのヘアカラーをベースにしたインナーカラーカタログです。

明るめのベースにインナーカラーを入れると、色のコントラストが弱いことで、さりげなく髪に立体感を生み出すことができます◎
おしゃれ上級者さん注目のスタイルです!
アッシュベージュ × イエローカラー
ハイトーンなアッシュベージュに、ビビッドなイエローを合わせたおしゃれスタイルです。 サイドのみワンポイントで入れるのがGOOD! スタイリングはバームなどで束感を出すと、インナーカラーがきれいに引き立ちます。
色を楽しむピンクのインナーカラー
アクセサリー感覚で楽しめるピンクのインナーカラー。 目立つ色味をインナーカラーに入れるときは、こめかみや耳元などさりげない位置に入れるのがおすすめです。 しっかりカラーを見せたいときは、耳かけスタイルで!
爽やかなミントカラーが映えるハイトーンボブ
2回のブリーチでしっかり脱色したミニボブに、ホワイトベージュをON。 さらにインナーにミントカラーを取り入れたスタイルです。 耳掛けした際にもみあげから色が見せるのがポイント。 どちらの色も淡めなので、比較的挑戦しやすいハイトーンスタイルです。
同系色・同じトーンでさりげなく
同系色、同じトーンのベースとインナーで、さりげない大人可愛さをゲット◎ シースルーバングにすることで、重くなりがちなボブも軽い印象に。 外ハネ、内ハネ、どちらも楽しめるスタイルで毎日をおしゃれにしてくれます。
ピンクバングカラーには柔らかいベースを合わせて
派手めなピンクに柔らかな色味のベースを合わせたスタイル。 バングもベースも暖かみある色にすることで、個性的なスタイルに統一感を出すことができます。
ブラックインナーカラーでスタイルを引き締めて
暗めカラーを顔周りに持ってきた逆インナーカラー。 明るめのベースで輪郭がぼやけすぎるのを防ぎたい方におすすめ。 暗めインナーできゅっと引き締まった印象になります。

バレない!ボブさんのインナーカラーはこう隠す

インナーカラーをどうしても隠したい&バレたくない方は、インナーカラーの中でもイヤリングカラーがおすすめです。
需要なポイントは、根本は染めずに範囲は狭めで色を入れること。
そうすることで耳にかけたりアレンジをして隠したりする際に、綺麗に隠れてくれます。
バレにくい入れ方でカラーリングをしたうえで、さらにバレないようにするためにはアレンジが必要に。

手順①インナーカラー部分を後ろに向かって捻る

手順②ピンで数箇所留めて落ちてこないように固定する

手順③上の髪を被せる


するとアップスタイルの難しいボブヘアさんでもうまくインナーカラーを隠すことができます。

おしゃれ度アップのインナーカラーでもっとボブヘアを楽しもう!

キュートなボブヘアは、インナーカラーとの組み合わせもばっちり。 入れる場所やカラーの選び方で、さまざまなスタイルを楽しめます。 普通のボブヘアに飽きてしまった方もインナーカラーで印象チェンジして、まだまだボブを楽しんじゃいましょう! 初めてのインナーカラーで悩んだときは、サロンで相談してみるのもおすすめです◎ あなたにぴったりのスタイルを提案してもらえるはずですよ!

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