子供にとって最高の環境：2022年6月1日｜ベストフォーム(Best Form)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2022-06-01 10:33:32.0

子供にとって最高の環境: 施術中に患者さんと
「育児」について話をしていると、
・子供には伸び伸びと育って欲しい。
　何かをやりたいと言ってきたときに
　それが可能な環境を用意してあげたい。

・子供は自分で選ぶことができないんだから
　親の方から環境を与えてあげないといけない。

といった2通りの考え方があるように感じます。

ちなみに僕自身は前者ですが、
どちらが良い悪いということはないと思います。

しかし、どちらの場合も
意外と見落とされがちなことが、

「親自体が環境である」ということ。

子供にとって
最も身近で最も濃厚な環境である「親」、
そこが何よりも重要なんじゃないかと思います。

では最高の環境とはなんでしょうか？

子供にとって
「やっても大丈夫だ」という安心感があって
「やればできるんだ」という自信が与えられるような環境

これが子供にとって
基本的なそして最も重要な居場所であり、環境だと思います。

「やっても大丈夫」っていうのは女性的な感覚で
これを教えるのは母親の役割。

「やればできる！」っていうのは男性的な感覚で
これを教えるのは父親の役割です。

この両者は似ているようで全然違います。

母親の方は、
「大丈夫」かどうかが重要であって
できるかどうかはあまり重要ではない。。

一方父親の方は、
「何事もチャレンジなんだ！」
「やればできるんだ！」
ということが重要で
大丈夫かどうかはあまり重要ではない。。

積極性、主体性を手に入れるためには
「やればできるんだ」という
根拠のない自信みたいなものって必要だと思います。
「やればできるんだ！」と思うからこそ、一歩踏み出せますよね。
でも
「やればできるかもしれないけど、
　やったらやばいかもしれない」
と同時に思っていたら
踏み出せそうで踏み出せない状況が続くわけです。

あと一歩のところで踏み出せない…

子供に限らず大人でも
こういう人って世の中にいっぱいいますよね。
こういう人に必要なのは
「やっても大丈夫なんだ」という母親の感覚です。

「やればできる」と「やっても大丈夫」
この2つの感覚を養える環境が
子供にとって最高の環境ではないでしょうか。

「親自体が環境である」
この視点は常に見落とさずに意識しておきたいですね。