眉毛は垢抜けのキーパーツ
髪型もメイクも工夫しているのに、どこかしっくりこない。 なりたい雰囲気に近づけない、垢抜けない……。 そんな“あと一歩”の悩み、実は眉毛が原因かもしれません。 眉毛は、顔全体の印象を左右する重要なパーツ。 形や濃さ、角度を少し変えるだけで、目元の印象がグッと引き締まり、ナチュラルに垢抜けた雰囲気を作り出せるのです。
眉毛で垢抜けを叶えるためには、自分の顔立ちや理想の雰囲気に合った眉毛の形を知り、適切に整えることが大切。 本記事では、理想の眉毛の見つけ方から、セルフケアの方法、さらにプロの手を借りたサロンでの整え方まで、幅広くご紹介していきます。 眉毛を変えるだけで、あなたの魅力がもっと輝くはずです。
代表的な眉毛の形の種類を押さえよう

垢抜けて見える眉毛を手に入れるために、まずは代表的な眉毛の形を知るところから始めましょう。 ナチュラルで柔らかい雰囲気に見せたいのか、キリッと大人っぽく見せたいのか……。 なりたいイメージによって、選ぶべき眉毛の形は変わってきます。 ここでは、代表的な眉毛の形をピックアップしてご説明します。 理想の眉毛を見つけるヒントとして、自分の目指す雰囲気に近い形をチェックしてみましょう。
ナチュラルで優しげに見える平行眉
平行眉はナチュラルで、優しげな雰囲気が特徴。
どんなメイクにも合わせやすく、取り入れやすい眉毛です。
目と眉の距離が近くなるので、目が強調されて大きく見えるうれしい効果もあります。
かっこよく知的に見える直線眉・上がり眉
直線眉は、眉に丸みがなく、横にまっすぐ線を引いたような形です。
眉尻にも大きな角度がなく、クールで落ち着いた印象に見えます。
顔全体のバランスを整えて、スッキリと見せてくれるのも魅力です。
上がり眉は、眉頭から眉山にかけて上向きの角度をもたせた形。
力強さの中にも抜け感がある、知的で洗練された印象を目指せます。
人によっては、細くて鋭いつり上がり眉のイメージがあるかもしれませんね。
ただあくまでもそれは昔の話、最近は角度をつけすぎず、自然なラインに仕上げたものが主流です。
どちらの眉毛も、顔立ちをシャープに見せたいときや、落ち着いた大人っぽさを出したいときに活躍します。
品良く華やかに見えるアーチ眉
やわらかい丸みが上品な雰囲気をもたらしてくれます。
実は、カーブの角度によっても印象が変わるのも特徴。
緩やかだと大人っぽく落ち着いた雰囲気に、角度が大きめだと華やかな雰囲気になります◎
きれいな眉毛はどこで決まる?理想的な眉毛の角度や位置

眉頭の位置は、目頭の延長線上にくるのが基本。
眉頭が内側すぎると眉間が狭く見えてきつい印象になります。
反対に外側すぎると間延びして見えてしまうので注意が必要です。
眉山の位置は、黒目の外側から目尻の真上あたりまでが理想的。
さらに眉下のラインに10度ほどの緩やかな角度をつけると、眉毛に自然な立体感が生まれます。
眉尻の長さは小鼻と目尻を結んだ延長線上がミソ。
眉頭と同じ高さのライン上におさめるとバランスよく仕上がります。
眉尻が下がりすぎると老け見えや困り顔に見える原因になるため、水平~やや上向き程度を意識すると良いでしょう。
なお、これらの位置や角度はあくまで基本。
より垢抜けた眉毛を目指すなら、自分の顔立ちや輪郭によって微調整することも重要です。
次のパートでは、顔型別に似合う眉毛の形をご紹介していきます。
自分に合ったバランスを見つけて、さらに垢抜けた印象へと近づきましょう!
顔型別に解説。似合う眉毛の形
顔型に合った眉毛を選ぶと、顔全体の全体のバランスが整い、自然に垢抜けた印象に近づきます。 丸顔、面長、ベース型など、輪郭のタイプによって似合う眉の形や角度はさまざま。 ここでは、顔型別に似合う眉毛の形をご紹介します。 自分にぴったりなデザインを見つけて、理想の表情を叶えましょう。
丸顔に似合う眉の形のポイント

そんな丸顔さんには、長めのアーチ眉がおすすめ◎
アーチの緩やかな丸みが、丸顔さんの雰囲気によく似合います。
眉尻はやや長めに描くのがポイント。
顔のバランスを整え、丸いお顔立ちをシャープに演出してくれます。
面長顔に似合う眉の形のポイント

大人っぽいお顔立ちとハンサムな直線眉との相性はばっちりです◎
角度をつけず平行に仕上げることで、横に視線を誘導するのもポイント。
必要以上に縦長感を強調せず、バランスの良い顔立ちに見えます!
ベース顔に似合う眉の形のポイント

ただあまりに丸みがないと、かえって角ばった印象が強調されてしまうことも……。
そこでポイントになるが眉山だけアーチをつけること。
ほんのりカーブを描くことで、お顔に柔らかい印象をプラスしましょう!
丸顔さんと同じように長めの目尻で顔幅を補正すると、さらにバランスが整います◎
逆三角顔に似合う眉の形のポイント

眉尻に向かって下げるようなアーチをつけることで、あごにかけてのシャープな印象が和らぎます。
また逆三角顔は、フェイスラインと相対的にハチ周りが張って見えやすい形です。
顔のバランスを整えたい場合は、長めの眉で余白をカバーするようにしましょう◎
結局どうしたらいいの?眉毛の状態で見るお手入れの選択肢
そんなときはまず、自分の眉毛をチェックし、その状態にあったお手入れを検討してみましょう。
眉毛が濃くて太い方は、毛の長さを整えるだけでも印象がすっきりします。
コームやスクリューブラシを使いながら、必要に応じて眉バサミで長さを調整。
生えムラがある箇所はペンシルで軽く補えばOKです。
眉毛が薄い・細い方は、メイクで眉の形を整えるのがベター。
パウダーでふんわりと形を描き、眉尻など薄い部分はペンシルやリキッドで毛を描き足すようにすると◎
最後にアイブロウマスカラを使えば、立体感もアップさせつつ自然に仕上がります。
セルフ眉毛カットに挑戦。必要なものや手順、コツは?
用意するアイテムは以下の4つです。
・アイブロウペンシル
・コーム付き眉ブラシ
・眉毛用のはさみ
・毛抜き
まずは、アイブロウペンシルで理想の眉の形を描いてガイドラインを作ります。
次に、眉ブラシで毛流れを整えながら、描いたラインからはみ出した長い毛をはさみでカット。
眉の形から大きく外れている毛があれば、毛抜きを使って整えましょう。
ポイントは眉毛を抜きすぎないこと。
眉毛を抜きすぎると肌へのダメージが大きくなり、眉毛が生えにくくなることもあるので注意しましょう。
眉カットの詳しいやり方は以下の記事でまとめているので、ぜひチェックしてくださいね!
▼眉カットの具体的な手順はこちらをチェック
似合う眉毛を目指すなら、眉毛サロンでのお手入れも検討を
そんなときは、プロに任せるのも手。
眉毛サロンでのお手入れを選択肢に入れてみましょう。
眉毛サロンは、眉毛のカットやお手入れを専門としたサロン。 顔立ちや骨格に合わせた眉デザインを提案してくれます。
左右差のある眉をバランスよく整えてくれるほか、専用のカットやワックスで形をきれいに仕上げてくれるのも特徴。
髪色に合わせた眉カラーや、セルフメイクのアドバイスをしてくれるサロンもあり、日常の眉メイクが楽になります◎
▼眉毛サロンの相場や施術の流れなどはこちらをチェック
眉毛メイクで垢抜け。眉毛の基本の書き方とは
少しの工夫で、眉の印象がグッと洗練されたものになります。
準備したいアイテムは以下の4つです。
・眉ブラシ
・アイブロウペンシル
・アイブロウパウダー
・眉マスカラ
まず眉ブラシで毛流れを整え、ペンシルで眉の輪郭を描きましょう。
次に、パウダーで輪郭の中をふんわり埋めて、自然な立体感が出します。
仕上げに眉マスカラを毛流れに逆らって塗り、その後毛流れに沿ってなじませると、より垢抜けた印象になりますよ!
眉毛メイクを上手く仕上げるコツは、メイク前に眉にフェイスパウダーを軽くのせることです。
余分な油分を抑えられて、眉メイクが崩れにくくなります。
その他具体的な眉毛の描き方やコツは、関連記事でもご紹介しているので、ぜひチェックを!
▼眉毛メイクの基本はこちらをチェック
理想的な眉毛に整えて、垢抜けフェイスを目指そう
顔の印象を大きく左右するパーツである眉毛。 眉毛で垢抜けを目指すなら、まずは自分の顔立ちやなりたい雰囲気に合った眉を知り、少しずつ整えるところから始めてみましょう。 セルフでのお手入れやメイクに挑戦して、自分の眉とじっくり向き合ってみるも良し。 「自分ではうまくできない」「もっと似合う形を知りたい」と感じたら、眉毛サロンを頼ってみるも良し。 ニーズや今の眉毛の状態に合わせた手段で整え、垢抜けた印象を目指してみましょう!