マロンベージュってどんな髪色?
マロンベージュとは、ベージュに栗の皮ような赤茶みをプラスしたカラー。
まろやかなベージュにマロンカラーの温かみが加わった、柔らかく深みのある色味です。
ベージュとマロンのバランスによって印象が変化し、マロン寄りだと上品なこっくりカラーに、ベージュ寄りだとモンブランのようなまろやかカラーになります。
自然な明るさを保ちつつ深みを感じられる色なので、ヘアカラーを“ナチュラルに可愛く”変化させたい方におすすめです。
普段使いしやすいだけでなく、髪の質感を変化させてくれるのもポイント。
ベージュの効果で、きれいな髪に欠かせない柔らかな質感も手に入るのが魅力です。
マロンベージュはどんな人に似合う?
特に、イエベ春さんは目や髪の色素が薄く、肌に透明感があるため、マロンベージュと相性抜群! 特に11〜12トーンの範囲の明るめのマロンベージュを選ぶと、肌の透明感と調和し、爽やかな印象を演出できます。
秋タイプの持つ落ち着いた雰囲気と、赤みを含んだブラウンの色味が調和。
ベージュの透明感も残しつつ栗色を強めることで、秋タイプならではの上品な魅力を引き出します。
ブリーチによるマロンベージュの色味の違いやトーンの目安
マロンベージュに染めるときに気になるブリーチのありなし。 結論、ブリーチが必要かどうかは、理想の色味や雰囲気によって変わります。 もし発色を強めたい、よりまろやかで柔らかい質感が欲しいならブリーチありがおすすめ。 脱色することで色味がクリアになるだけでなく、ベージュの要素が出やすくなり、透明感と軽やかさが際立ちます。 一般的にはブリーチ1回で明るめの12~15トーン、2回でかなり明るい15トーン以上になると言われています。 回数を重ねる分髪へのダメージも増えていくので、回数は美容師さんと求める色味を相談しながら決めましょう。
髪をあまり明るくしたくない方や、ダメージを抑えつつカラーを楽しみたい方にぴったりなのがブリーチなし。 元の髪色に茶色とベージュがほんのり溶け込み、ナチュラルだけどほどよく“可愛さ”を感じさせる仕上がりになります。 なお、ブリーチなしの場合は比較的暗めのトーンになることを抑えておきましょう。 一般的に11トーンまではブリーチ無しでもできますが、ベースの髪の明るさや髪質によっても変わります。
マロンベージュはどのように色落ちする?
せっかく染めても、色が長持ちしなかったり、色落ちで赤みや黄みが強くなったりしないか不安に思う方は多いですよね。 マロンベージュは、比較的色落ちのベージュがゆっくりめ。 ブリーチの有無やトーンでも左右されますが、徐々にやさしいブラウンへ移行するイメージで色落ちしていきます。 極端に明るくなりすぎず、ブラウンの深みやベージュのまろやかさがゆるやかに薄れていくので、抜け感を長く楽しめるのも嬉しいポイントです。 赤みや黄みが気になる方は、染める前に、美容師さんに色落ちについて相談しておくと◎ マロンベージュをベースに色落ちを綺麗に見せるための配合を考えてくれます。 また、とくに出やすいベージュの黄みは、カラーシャンプーなどを使って落ち着かせるのも一考です。
暗めマロンベージュカタログ集
ここからは、明るめと暗め、トーン別にマロンベージュのカタログをご紹介していきます。 まずは派手さを抑えながら、ほんのり可愛いニュアンスを仕込める暗めのマロンベージュから。 暗めのマロンベージュは、マロンカラーの要素が比較的強く、赤茶っぽい見た目が多め。 室内や日陰では深みを感じ、光に当たるとしっとり艶やかに。 ワードローブを選ばず、仕事やプライベートでも使いやすいのが魅力です。
- 丸みショート×マロンベージュで可愛らしく
- ほんのり赤みが強めのマロンベージュを乗せた大人可愛い丸みショート。 スッキリとしたショートヘアでも、色味のおかげで可愛らしい雰囲気に仕上がります。
- こっくりマロンベージュのパーマ風ボブ
- 定番のレイヤーボブをパーマ風にミックス巻きでセット。 ラフでカジュアルな雰囲気に仕上げたスタイルです。 こっくりマロンベージュに合わせることで、髪のツヤも増し、よりスタイリングの質感が映えます。
- ナチュラルなマロンベージュで大人っぽく
- 暗めのマロンベージュだからこそ、イルミナカラーの透明感が際立つ上品な髪色。 ブリーチなしでも柔らかな質感を実現でき、オイルで濡れ髪風に仕上げることで艶感が倍増します。 ナチュラルな大人っぽさを求めながらも、透明感は譲れない方に最適です。
- 外ハネ無造作ミディアムをこっくり落ち着いた表情に
- 表面にレイヤーをたっぷり入れた無造作ミディアム。 ラフに寄りがちなこのスタイルに、濃厚マロンベージュを合わせれば、ツヤのある落ち着いた仕上がりに。
- マロンカラーが映える今っぽレディなスタイル
- シースルーバングと外巻パーマで今っぽいフォルムに仕立てたスタイル。 マロンの色味をしっかり堪能できる中間色のマロンベージュをオン。 甘い色と旬の髪型をコラボさせた、おしゃれなお姉さん感が出せるスタイルです。
- 暗めマロンベージュとインナーカラーのコントラストが◎
- ほんのり甘いマロンベージュに、同系色をトーンアップしたインナーカラーで上品に遊び心をプラス。 お仕事でも浮かない柔らかな印象で、鏡を見るたびキュンとする最旬スタイルです。 胸上レングスのロングヘアにさりげなく仕込まれたデザインカラーが、大人っぽさと可愛らしさをほどよくミックスしてくれますよ。
- 程よく軽やかに見えるマロンベージュ
- ストンとシンプルなスタイルに、暗めマロンベージュをオン。 深みの中にベージュのまろやかな質感が現れているため、程よい軽やかさがあります。 毛先のレイヤーで髪を自然に動かし、今年らしいエフォートレスな仕上がりのスタイルに。
- くすみをプラスしたマロンベージュのレイヤーロング
- こちらはほんのり色をくすませた暗めマロンベージュ。 ふんわりとした色の見た目と高め位置から入れたレイヤーカットがロングヘアの重みを和らげてくれます。
- 暗めマロンベージュで柔らかさと透明感プラス
- 働いている女性にもおすすめのダークトーンなマロンベージュ。 暗めのカラーで、柔らかさと透明感をあわせもつ上品なスタイルになっています。 トリートメントをあわせることで、髪に艶もプラスされ、大人な女性にぴったり!
明るめマロンベージュカタログ集
明るめトーンで仕上げたマロンベージュは、顔まわりをパッと華やかにしてくれます! どちらかといえばベージュの色味が強く、まろやかな色合いが多め。 程よい中明度カラーからブリーチ必須のハイトーンカラーまで幅広く揃えました。
- 黄味寄りマロン × ショートでさっぱり
- ブリーチした髪に黄みの強いマロンベージュをオン。 レイヤーを入れた軽めのショートボブ × 明るめの色みで、さっぱりこなれた雰囲気に。 春先に向けてもおすすめなスタイルです◎
- ほんのり青みベージュでしっかり透明感を
- こちらはブリーチを2回以上することで作れるマロンベージュ。 ほんのり青味を入れることでしっかり透明感を出したスタイルです。 表面に入ったローライトと、肩でぱっつり切ったカットラインでこなれた雰囲気に◎ 黄味が苦手なブルベさんにもおすすめです!
- ミディアムボブ×こっくりマロンベージュがおしゃれ
- ケアブリーチでダメージを抑えつつ、ハイトーンになった髪にマロンベージュをプラス。 ブリーチによって得られるニュートラルな色味が、洋服を邪魔しません◎ Aラインでカットし、外ハネでカジュアルに。
- 切りっぱなしボブに暖色系の赤みを加えて優しい表情に
- 顎より下でぱつっとカットしたボブは、クールな表情になりがちですが、マロンベージュの暖かカラーで優しい雰囲気に仕上がっています。 オイルで、さらにツヤをプラスして、大人可愛い雰囲気に。
- マロンベージュを引き立てるツヤツヤストレートミディアム
- ケアブリーチ後に黄色味を抑えたマロンベージュ。 ストレートヘアにマロンベージュを合わせると、繊細なベージュのニュアンスが光を反射し、美しいツヤ感を演出します。
- ダブルカラーでまろやかな色味を実現!
- マロンベージュの柔らかで絶妙な色合いが、大人の可愛らしさや上品さを醸し出します。 ゆるめウェーブで、さらにツヤをいかして。
マロンベージュに似た、柔らかい地毛風カラーはある?
マロンベージュは、地毛に近いナチュラルさが大きな魅力です。 そんなマロンベージュと同じような特徴をもっている自然な髪色は、ほかにもあります。 特におすすめな地毛風カラーを3点挙げてご紹介しますので、オーダーするときの参考にしてください!
- スモーキーベージュ
- くすみ感のあるベージュが大人っぽさを引き立てるカラーです。 ベージュのやわらかさに、ほんのりグレーを混ぜたような独特のくすみがポイント。 甘さは控えめだけど、透け感が欲しい方にぴったりで、顔まわりをキュッと引き締めながらアンニュイなムードも楽しめます。
- アッシュベージュ
- スモーキーベージュと同じく、くすみを強めて柔らかく仕上げるのがアッシュベージュ。 アッシュベージュは、アッシュの効果で髪の赤みを抑えられるのがポイント。 ナチュラルな色合いのまま柔らかさや透明感をプラスできるので、髪の毛に赤みが出やすい方におすすめのカラーです。