ヘアケアはオイルやミルクだけじゃダメ!

「髪が傷んでパサパサ」 「補修成分が配合されているオイルやミルクを使っているのに、なかなか効果が実感できない」 そんなお悩みを抱えている方は、髪の乾かし方に傷みの原因があるかもしれません!

美髪に近づくには髪の毛の乾かし方も重要

髪のダメージは、放っておくとどんどん進行してしまいます。 美髪を目指すためには、ダメージをケアする補修アイテムが大切。 しかしいくら補修アイテムを使っても、一方で髪にダメージを与えてしまうNGケアを続けていては意味がありません。 ヘアダメージの原因で見逃しやすいのが、髪の乾かし方です。 しっかり乾かしたつもりでも、実は髪の傷みを引き起こしている可能性があります。

最初が肝心!タオルドライのやり方

濡れている髪は、乾いた髪よりも傷みやすい状態です。 ちょっとした力や摩擦で、髪表面のキューティクルが傷ついてしまいます。 さらに髪を自然乾燥させてしまうと、頭皮のうるおいも逃げてしまい乾燥した状態に……。 ヘアダメージを予防してツヤツヤの美髪をキープするためには、しっかり髪を乾かすことが大切です。 シャンプー後、まずはタオルドライで水分取り除きましょう。 ただし濡れてる髪はダメージを受けやすいので、ゴシゴシタオルでこするのはNG! <タオルドライのやり方> 1. 髪の根元から首筋に向かって、手のひらで押さえて水分をしぼる 2. 髪が長い場合は、髪の中間~毛先まで手のひらで挟んで水分をしぼる 3. 清潔なタオルで頭全体を包み込む 4. 頭皮と髪の根元を手で押さえるようにして、タオルで水分を吸収する 5. 髪の中間~毛先は、タオルで挟むようにして水分を吸収する 6. 髪をくしでとかしても水滴が落ちなくなったら完了! 髪が摩擦で傷つかないように「押さえる」「挟む」の動作で、やさしく水気を取り除くのがポイントです。

洗い流さないトリートメントで髪を保護

タオルドライのあとは、ドライヤーで乾かす前に「洗い流さないトリートメント」を使いましょう。 ドライヤーの熱も、髪の傷みの原因になります。 トリートメントで髪を熱から保護して、ダメージを予防します。 トリートメントはダメージ補修成分やヒートプロテクト成分が配合されたオイルやミルクがおすすめです。 <洗い流さないトリートメントの使い方> 1. 適量を取り、手のひらに広げる 2. 髪の中間~毛先を中心にやさしく揉み込むようになじませる 3. 特に傷みが気になる部分には、少量を重ね付けしてもOK! 髪の根元にトリートメントをつけすぎると、べたついた印象が出てしまうので要注意。

おすすめのトリートメントはこちら

BOTANIST ボタニカルヘアオイル ダメージケアタイプ
BOTANIST ボタニカルヘアオイル ダメージケアタイプ
ドライヤーの熱を利用して、髪のダメージに吸着し疑似キューティクルをつくるヒートリペア成分配合のトリートメントオイル。 ボタニカルシードオイルも配合されており、ダメージが気になる髪もツヤツヤに仕上げます。 フレグランスのような、ベリーとヘリオトロープの香りも魅力的♡ ボタニカルヘアオイル ダメージケアタイプ/80mL 1,700円(税抜・編集部調べ)/株式会社I-ne
マシェリ エンドキュアミルク
マシェリ エンドキュアミルク
ドライヤーの熱や静電気から髪を守るヘアミルク。 濃密パールハニージュレDXが、髪にツヤを与えダメージを補修します。 髪に浸透しやすいミルクタイプなので、ドライヤー前のケアにもぴったりです。 エンドキュアミルク/100g 790円(税抜・編集部調べ)/株式会社資生堂
パンテーン エクストラダメージケア 集中補修オイル
パンテーン エクストラダメージケア 集中補修オイル
ハイダメージの髪もしっかり補修するダメージヘア用オイル。 オイルなのにべたつかず、サラッと軽やかな仕上がりが人気のポイントです。 上品なフローラルの香りで、ツヤツヤのモテ髪に♡ エクストラダメージケア 集中補修オイル/30mL オープン価格(編集部調べ)/P&G プレステージ合同会社

ドライヤーは当て方が肝心!基本の乾かし方

トリートメントで髪を整えたら、ドライヤーでしっかり乾かします。 ただしドライヤーの熱は、髪のダメージ原因にもなるため、乾かし方には要注意! うるツヤ髪を目指せる、正しい髪の乾かし方をマスターしましょう。 <髪が傷みにくい乾かし方> 1. 強めの温風で髪の根元を中心に、全体を80%ほど乾かす 2. 弱めの温風で前髪に、左右両側から風を当てて乾かす 3. 弱めの温風で全体をしっかり乾かしながら整える 4. 仕上げに冷風を全体に当てて、髪に残った熱を逃す 仕上げの冷風は余熱による髪のダメージ進行を防ぐとともに、髪表面のキューティクルを整えてツヤをプラスしてくれます。

ドライヤーを当てる際のポイントは?

ドライヤーを当てるときは、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、髪のダメージをグッと軽減できます。 さらにスタイリングのしやすい状態に整えることができるので、ぜひ覚えてくださいね。

根本、毛先の順番で乾かす

髪は毛先よりも根元のほうが乾きにくい状態です。 そのため毛先から乾かしてしまうと、根元が半乾きになったり、毛先を乾かしすぎて傷んだりします。 基本の乾かし方で紹介したように、まずは根元を中心に全体を80%程度乾かしてから、弱めの温風で仕上げるのがGOOD! 風を当てる方向も根元から毛先、上から下を意識しましょう。 下から上に風を当ててしまうと、不自然なボリュームが出てしまいスタイリングがうまくいかないことも……。 さらにキューティクルの方向と、逆側から風を当てることになるため、キューティクルが開いてダメージが進行してしまいます。 ドライヤーの当てる方向に注意するするだけで、仕上がりに差がつくので、ぜひ試してみてくださいね♡

髪の毛とドライヤーは距離を離す

ドライヤーを髪や頭皮に近づけ過ぎると、高温になって髪や頭皮がダメージを受けてしまいます。 使い方によっては火傷の危険もあるため、必ずドライヤーの吹き出し口を髪や頭皮から20cm程度離すように注意しましょう。 さらに一か所に温風が当たり続けないように、もう一方の手で髪を散らしながら乾かします。 髪を散らしながら乾かせば、乾きも早くなりダメージも最小限に抑えられますよ!

髪の乾かし方をマスターして美髪を目指そう

髪のダメージが気になる人は、まずは髪の乾かし方から見直してみましょう。 タオルドライでやさしく水分を取り除いてからドライヤーを使えば、髪に余分な負担がかかりません。 さらにドライヤーで乾かす前は、ダメージ補修やヒートプロテクトの効果があるトリートメントを使うのがおすすめ! ドライヤーは根元から毛先の順番に風を当てて、仕上げは冷風で整えるとツヤツヤの美髪が手に入りますよ。 ぜひ髪の乾かし方をマスターして、きれいな髪をキープしましょう♡