もみあげってそもそもどこ?

もみあげってそもそもどこ?
くせ毛や髪質など、ヘアスタイルを決める上で悩みの種となる部分はたくさんありますよね。
その中でも、地味に気にする女性が多いのがもみあげです。

もみあげとは画像のように耳の手前に生えている、髪の毛の一部分です。
他の髪の毛の部分と同じように、人によって生え方が異なり、長さや濃さが違います。
耳の前にあることから意外にもよく見られている部分で、形や長さによって顔の印象を左右するパーツでもあります。

形や長さ、地味に気になるもみあげのお手入れ問題

先ほどもお伝えしたように、もみあげは耳の手前に生えている髪の毛の一部分で、顔の印象を左右するパーツ。
そのため、ヘアスタイルの印象に影響を与えることも多いんです。

もみあげが濃い、長いといったコンプレックスを抱えていると、どうしてももみあげを隠すようなスタイルになりがち。
だからといって、どう処理したらいいのかわからないなんて女性もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、もみあげのお手入れに悩む女性のために、垢抜けて見えるもみあげの理想の形や長さ、処理の方法などをお伝えしていきます。

女性の理想的なもみあげの形・濃さ・長さ

では、おしゃれな印象に見せるためにどんな形にすればいいのか、ここではもみあげの理想の形や長さについて解説していきます。

ズバリ、女性にとって理想のもみあげの形は、イラストのような先が丸くなった逆三角形です。
先が丸い逆三角形のもみあげは、ナチュラルな見た目で、幅広いお顔に馴染みます。
さらに逆三角形の効果で、顔を正面から見たとき、輪郭がシュッとして見えるとも言われています。

形同様、もみあげを整えるときは濃さを意識すると◎
実はもみあげは濃ければ濃いほど男性的に見えやすく、ぼさぼさしているとスタイルに清潔感を感じにくくなってしまいます。
そのためもみあげはなるべく薄く、しっかり形を整えておくのがおすすめです。
もみあげの理想の長さ
一般的なもみあげの理想の長さは、もみあげの先が耳たぶに届くぐらいの長さ、と言われています。
ただしこれは合わせるスタイルのレングスによって変わるもの。
なぜなら垢抜けて見えるヘアスタイルを作るには、顔の形や髪のバランスを調整することが大切だからです。

ショートレングスやボブレングスの方は、もみあげの先端が耳の中央、耳の穴付近にくる長さにすると◎
ミディアムやロングレングスの方は、耳たぶの先に先端がくる長さを目安にしてみましょう。

理想の形や長さがわかったら、どのようにお手入れをすればいいのかもみあげの処理の仕方について3つのパターンを紹介します。

もみあげの処理方法その1:美容室でカットしてもらう

ここまで説明してきたように、もみあげはヘアスタイルの印象を左右するパーツであり、その理想の長さはレングスによって異なります。
そのため、美容室でヘアスタイルのバランスを見ながらカットしてもらうと、きれいにもみあげの長さや量を整えることができます。

もみあげのカットは通常のヘアカットメニューに含まれることが多いです。 ただし、もみあげだけを整えたい場合は、部分的に髪をカットしてくれるポイントカットメニューを選びましょう
ポイントカットはカットする髪の範囲が少ない分、通常のヘアカットよりもお手頃に試すことができます。
かかる時間も通常のカットが60分前後であるところ、ポイントカットは30分前後と短時間で受けられるのも魅力です。

なお、地域によってもメニューとその金額に差があるので、予約する前に近くのサロンのメニューを確認してみましょう。

もみあげの処理方法その2:自宅で自己処理する

いますぐもみあげを綺麗に整えたい、という方はお家でもみあげの自己処理を行ってみましょう。
自己処理は、他の処理方法と比べてかかる金額を抑えられるのがメリット。
また、一度整えてもらったもみあげが伸びてきたときにも重宝します。
もみあげの自己処理に必要なアイテム
もみあげの自己処理に必要なものはこの5点。

・電気シェーバー:もみあげ周りの産毛を剃るのに使います

・眉ハサミ:余分なもみあげの髪の毛をカットする剃るのに使います

・コーム:もみあげをとかすときに使います

・アイブロウペンシル:もみあげに理想の形を印づけるときに使います

・ヘアバンドやゴム、アメリカピン:もみあげ以外の髪の毛をまとめるのに使います

準備ができたら、次に説明する手順で、もみあげの自己処理をしていきましょう。
もみあげの自己処理手順①
手順① ヘアバンドなどで髪の毛をまとめ、洗顔と基礎化粧品を使ったスキンケアを行う
もみあげの自己処理手順②
手順② 耳周りの髪の毛をアメリカピンを使って留める
もみあげの自己処理手順③
手順③ なりたいもみあげの長さと形を決め、今のもみあげの上にアイブロウペンシルで形の印をつける
もみあげの自己処理手順④
手順④ コームでもみあげ部分をとかし、印からはみ出た髪の毛を眉ハサミでカットする
もみあげの自己処理手順⑤
手順⑤ 印をつけたもみあげ部分を手でおさえ、もみあげの先端付近にシェーバーを置く

シェーバーで下から上へなぞるように産毛を剃っていく
もみあげの自己処理手順⑥
手順⑥ 画像のように、もみあげの頬側のラインに沿って手を置き、頬を横に引っ張る

頬の高いところからもみあげのラインに向かって、内側から外側へ産毛を剃っていく
もみあげの自己処理手順⑦
手順⑦ 剃った毛を払い、きちんと保湿などをして、完成!

もみあげの処理方法その3:脱毛サロンに行く

形を整えるだけでなく、もみあげの周りの髪の毛を薄くしたい、という場合は脱毛サロンで処理をする方法もおすすめです。
脱毛サロンでは、生え際から耳の横に生える産毛に対してアプローチを行い、もみあげの形を整えてくれます

サロンスタッフがしっかり毛根から処理していくので、仕上がりが綺麗になるだけでなく、自己処理の手間がなくなるのがメリット
さらにもみあげの脱毛は、「顔脱毛」という顔周りの気になる毛を脱毛するメニューに含まれることが多いため、顔のトーンアップを同時に叶えることもできます

もみあげ脱毛にかかる時間は、顔だけなど部分脱毛の場合、30分前後です。
ただし、脱毛は事前にカウンセリングを受けてから施術してもらうのが一般的。
当日にすぐ脱毛できるケースはかなり少ないので注意しましょう。

価格については、医療脱毛を選ぶのか美容脱毛を選ぶのかで大きく変動します。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。

▼関連記事はこちら

脱毛サロンはじめてガイド。初心者が気になる準備から医療と美容の違いまで
脱毛サロンはじめてガイド。初心者が気になる準備から医療と美容の違いまで
これから脱毛を受けたいと思っている方に向けて、脱毛のメリットやその種類、医療脱毛と美容脱毛の違いなど、脱毛の基本を徹底解説します。初めての脱毛で何を準備するべきかや、サロンでの当日の流れなども詳しく紹介するので、初心者さんの不安解消に役立てれば幸いです。

整えたもみあげが活きる!おすすめヘアスタイル集

もみあげを綺麗に整えたなら、おのずともみあげが活きるヘアスタイルにも挑戦してみたくなりますよね! そこで最後は、綺麗なもみあげが活きるヘアスタイルをご紹介。 とくに美容室でもみあげを整えたい方は、一緒にカットしてもらうスタイルの参考になるかもしれませんよ。
ころんとフォルムがかわいい耳掛けショートボブ
サイドが耳掛けできる長さのショートボブスタイル。 短いレングスながら、耳にかけることでさまざまなスタイルが楽しめる髪型です。 耳掛けしたときにもみあげが整っていると、顔全体も引き締まっておしゃれに見えます♡
シンプルなカチューシャアレンジのボブ
太めのカチューシャを被せ、耳が見えるようにタイトめにまとめたワンカールボブスタイル。 もみあげを整えておけば、耳元をスッキリと見せるカチューシャアレンジもハードルなく挑戦できそうですね!
タイトめな耳掛けレイヤーミディアムボブ
ミディアムレングスのレイヤーボブスタイル。 ふんわりと動きのあるレイヤーボブは耳掛けを施すことでタイトにアレンジすることができます。 アレンジの際は後れ毛を残すことも多いので、もみあげの毛量を調節できると◎
ナチュラルかわいいポニーテールスタイル
柔らかく全体を巻いて、耳のラインで結んだポニーテールスタイル。 同じように巻いたほどよい後れ毛がおしゃれですね。 セミロングさんやロングさんはこんな風に髪の毛をポニーテールでまとめることも多いはず。 後れ毛のあしらいが自然になるよう、土台となるもみあげをしっかり整えておきましょう。

もみあげを理想の形に整えれば、ヘアスタイルももっとおしゃれ見え!

何度もお伝えしてきた通り、もみあげはその形や長さでヘアスタイルの印象を左右します。 つまり綺麗に整えておくことで、今のヘアスタイルももっと垢抜けておしゃれに見えるということなんです! これまであまりもみあげを意識していなかった方も、もみあげをどう処理するか気になっていた方も。 ご紹介したもみあげ整える方法を使って、ぜひヘアスタイルの印象アップを目指してみてくださいね!