なんで雨の日は髪型が決まらないの?

雨の日は時間をかけてセットしても、スタイリングが崩れがち。
それは湿気によって、髪に水分が吸収されてしまうためです。

そもそも髪の毛は内部にある程度の水分を保持している組織です。
髪が乾燥していたり、ダメージを受けている場合、余剰な水分を吸収しやすくなります。
すると、髪がボワッと広がる・逆にペタンとボリュームがなくなるなど、スタイリングが崩れる元になるのです。

こういった雨の日のヘアトラブルは、ヘアケアでカバーするのが定番。 ただ、急な雨のときはそうもいかないですよね……。 雨の日は、髪型でトラブルを回避するのも一考。 崩れない、崩れても目立たない髪型にすることを意識してみましょう◎ 以降では、雨の日でもおしゃれでいられる髪型のポイントを、3つに分けて紹介していきます。

雨でも崩れにくい髪型にするポイント1:まとめ髪アレンジにする

湿気でストレートになりすぎて髪がぺたんとボリュームがなくなってしまう、水分を含んで広がってしまうというお悩みは、すっきりとまとめることで解決! ポニーテールやお団子など、しっかり毛束がまとまるアレンジを選ぶと、広がりやうねりが目立ちにくくなります。

まとめ髪に編み込みを取り入れるのもおすすめ。 より崩れにくく、タイトなイメージになるので、広がりに悩んでいる方に特におすすめです。 また凝ったアレンジになるので、雨の日でも気分が上がりますね♡

雨でも崩れにくい髪型にするポイント2:ヘアアクセを使って髪をおさえる

巻いたり編んだりとアレンジが苦手な方や、髪の毛が短くてまとめられない方はヘアアクセを使ったスタイルがおすすめです。 特に広がる髪を抑えたい人はカチューシャやヘアバンドを使うと◎ そのままつけても、まとめるアレンジと使うのもかわいい♡

前述したまとめ髪にアクセサリーをつけて、雰囲気を変えるとぐんとおしゃれ見えします。 ラフに見せたい時はクリップでざっくりと、キュートなイメージにしたい時はリボンを選ぶなど、シーンに合わせて使い分けてみて。

雨でも崩れにくい髪型にするポイント3:スタイリングにこだわる

雨でも下ろしたスタイルがしたいという方は、スタイリングで髪の毛の広がりやうねりをおさえましょう! おすすめは、悩みに合わせて使うスタイリング剤を変えること。 広がりやすい方はオイル系のスタイリング剤で保湿しながらまとまりを、ぺたんとしてしまう方はスプレータイプのスタイリング剤を使用して、軽く仕上げてふわっと感を出すのがおすすめです。

雨の日はくせ毛が強く出るという方もいらっしゃるでしょう。 その場合は、あえて髪の毛の広がりを活かしたスタイルに挑戦するのも◎ ふんわり優しい印象のスタイルになり、おしゃれ見えが叶います。 スタイリング剤はバーム系のものをポイントづけして、キープしながらも癖毛のエアリー感を残してあげるのがポイントです。

【レングス別】雨の日におすすめの髪型リスト

ここまで雨の日にぴったりのスタイルを作るために、おさえるべきことを3つのポイントに分けて取り上げてきました。 ここからはそのポイントをおさえながら、レングスごとにスタイルを紹介していきます!

ショートレングスさん向けのスタイル

髪の短さゆえにまとめることが難しいショートさんには、アクセを使ったスタイルやスタイリング剤でスタイルを作るのが◎ ここからはショートさんにおすすめの雨の日スタイルを紹介していきます。

スカーフでレトロに決める一つ結び
女性らしさがアップするスカーフを使ったヘアアレンジ。 シンプルな一つ結びも一気に華やかになります。 まとめるときはスカーフを太めにしておくと、あほ毛防止にもなって◎
オイルスタイリングで作るタイトボブ
ヘアオイルを使い、タイトめにスタイリングしたボブヘア。 ストレートアイロンで髪をまっすぐにしつつ、オイルでコーティングしておきます。 こうすることで、余計な水分を寄せ付けず、髪が広がるのを防ぐヘアにできちゃいます。
短めヘアもOK! ニュアンスポニーテール
短めの髪でも、ポニーテールにすればあっという間にバックスタイルが華やかになります♡ オフィススタイルにもおすすめ!
キュートなハーフアップスタイル
ハーフアップスタイルで顔まわりをすっきりさせて、鬱陶しい雨の日も乗り越えましょう! 癖毛の方はあえて顔まわりをそのまま活かすのも◎
大きめバレッタで印象的に
存在感のある大きめバレッタを前髪に重ねづけ。 雨の日に特にうねりやすい前髪をカバーしながら、バレッタをコーデのワンポイントにできちゃいます。

ミディアムレングスさん向けのスタイル

ミディアムさんはある程度の長さがあるのでアレンジの幅が広がる一方で、顔まわりや首にかかって鬱陶しく感じることもあるスタイル。 特に湿気で蒸し蒸しするこれからの季節は、首まわりをすっきりさせてあげると過ごしやすく快適に! ここからはミディアムスタイルの雨の日にぴったりなスタイルを紹介します。

キャップ×ポニーテール
首まわりをすっきりさせた高めポニーに帽子を活用したスタイル。 湿気で広がって目立つアホ毛もキャップで抑えることができます! その日のスタイルに合わせてキャップを選んでみて!
広がりが気になる人向け、きっちりお団子
雨の日の髪のボリュームをおさえたいなら、きっちりめにお団子を作ると◎ もみあげから少しだけ後れ毛を出せば、可愛らしさもアップ。 後頭部でまとめてリボンをつけたお団子は、雨の日のデートにもぴったりのスタイルです。
大人可愛いシンプルシニヨン
まずシニヨンを作り、そのシニヨンの結び目を自分の髪の毛で巻いて押さえたスタイル。 根元をしっかりおさえておくことで、広がりや崩れを防ぐことができます。 広がりやすい毛先も活用することができて、一石二鳥!
ピタッと編み込むフィッシュボーン
髪をまとめ、4つの束にしてから編み込んでいくフィッシュボーン。 フィッシュボーンは編み込む際に引っ張りながら作っていくので、髪をよりきっちりとまとめることができます。
ゆるくラフなクリップスタイル
どうせ湿気にやられてしまうならクリップでざっくりまとめてしまいましょう! ラフなゆるっとした印象を演出できちゃいます♡

ロングレングスさん向けのスタイル

ロングもミディアムと同じく、様々なアレンジを楽しめるのが魅力です。 しかし長さゆえにうねりや広がりが目立つレングスでもあるので、編み込んだり、縛ったり、お団子にしてまとめてしまったりするのが◎ ここからは雨の日にぴったりなロングスタイルを紹介していきます。

ハーフツインとくるりんぱのコラボ♡
ハーフツインとくるりんぱを組み合わせたキュートなスタイル♡ ハーフアップで顔まわりをすっきりさせながら、後ろから見てもかわいいスタイルです。
大人っぽい編みおろしスタイル
髪を左右どちらかにまとめて束ね、編みおろしをしたヘアスタイル。 毛先を少し残すところまでしっかり編み込むことで、崩れにくい髪型にしています。 ボリューム感が気になる人は、編み込んだ毛を少しほぐすとおしゃれに見えますよ。
カチューシャで作るオールバックアレンジ
前髪やトップの髪の毛のうねりが気になるときは、思い切ってオールバックに挑戦を! カチューシャがあれば、スタイリング剤で作るよりも簡単にクールなオールバックスタイルができちゃいます。
紐を使ったねじりアレンジ
紐を使ったねじりアレンジは、雨で湿気がきつい日でも崩れないのがポイント。 ストレートな髪でもボコボコとした凹凸感を作ることができ、人と差がつくヘアスタイルになります。

ポイントを押さえた髪型で、雨の日でもおしゃれをキープしよう!

雨の日にふさわしい髪型のバリエーションを知っていれば、困ることもありません。 好みの髪型が見つかったら、本格的な雨のシーズンが来る前に、早速ちょっと練習してみませんか? やり方に困ったら、紹介している記事を読むのはもちろん、サロンで美容師さんに聞いてみるのもアリ! ポイントを押さえて、どんな天気の日でもおしゃれさをキープしちゃいましょう!