ブリーチなしでも明るい髪色に挑戦できる?

髪色を選ぶ上で必ずと言っていいほど直面する、ブリーチのあり・なし問題。
色を抜くことで発色や明るさを支えるブリーチですが、髪にある程度ダメージが及ぶことから、なるべくブリーチをしたくない、という人が増えています。

では、ブリーチなしで発色の良い明るい髪色に挑戦できるものなのでしょうか?
実は、染め方や色の選び方を考えることで、ブリーチなしでも明るい髪色にすることができちゃうんです!
この記事では、ブリーチなしで明るい髪色にするための方法から、おすすめの明るめブリーチなしカラーまで幅広くご紹介していきます。

明るいヘアカラーとは?知っておきたいトーンの目安

そもそも、明るいヘアカラーとはどんな色味を指すのでしょうか。

ヘアカラーの明るさの指標であるのが、トーンという単位。
この単位は1から20まであり、数字が大きいほど明るいヘアカラーを表します。
ほんのり明るいトーンなら8〜9、かなり明るいトーンなら13〜15が基準です。

ただしこれらは色味によって異なります。
そのため同じトーンでも色によって見た目の明るさが異なってくることを覚えておきましょう。

ブリーチなしで明るい色にする方法1:美容師さんのカウンセリングを受けて色や明るさを決める

その人の髪質や現在の髪の明るさによって、ヘアカラーの染めやすさは異なります。
そのため、まだどんな明るさにしようか漠然としている人は、一度美容師さんのカウンセリングを受けておきましょう。
カウンセリングでなりたい印象や色の傾向を伝えれば、美容師さんが今の髪色からどれくらい近づけるのかを考えてくれますよ。

ブリーチなしで明るい色にする方法2:ヘアカラーを重ねて色を育てる

やってみたい色が決まっている人やできるだけトーンを明るくしたい人は、ヘアカラーを重ねてもらうのがおすすめ。
ヘアカラーを重ねるとは、同じカラーで繰り返し染めることで色味を定着させていく方法です。

ただし色を重ねる分、時間とお金がかかることに注意が必要です。

【カラー別】ブリーチなしでできる髪色サンプル

どんな方法で髪色を明るくする場合でも、美容師さんに理想の髪色を伝えることが大切。

以下ではブリーチなしでも叶う髪色のサンプルをカラー系統別に紹介していきます。
オーダーの際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ブリーチなしでできるベージュ系明るめカラー

ワンレンボブ×明るめベージュで大人可愛く
まずは、ブリーチなしでハイトーンベージュにしたこちら。 髪色は明るめですが、ラフなワンレンボブに合わせることで大人可愛い雰囲気にすることができます。 ブリーチせずに取り入れることで、色落ちの早さやダメージを軽減しながらベージュの色味を楽しめますよ。
透明感もツヤも楽しめる美髪ベージュ
透明感を出しやすいベージュカラー。 傷みを抑えられるブリーチなしカラーで染めると、ツヤも楽しむことができるんです。 美しい髪をアピールできるロングのストレートがぴったりですね。
おしゃれさたっぷりなミルクティーベージュ
こちらはブリーチなしで作ったミルクティーベージュに、ペールピンクのイヤリングカラーをオンしたスタイル。 ブリーチなしでもカラー剤を重ねていけば明るめカラーになれますよ。 色味が柔らかいので、女性らしい雰囲気になりたい人におすすめ◎

ブリーチなしでできるブラウン系明るめカラー

オレンジブラウンで派手すぎない明るめカラーに
ブリーチなしでもチャレンジしやすいブラウン系カラー。 オレンジをミックスすると、明るさをプラスしながらも派手すぎないヘアカラーにできます。 まろやかな髪色がコンパクトなボブからこなれ感を引き出してくれて◎
抜け感のあるナチュラルなブラウンカラー
ブリーチなしで落ち着いた印象のブラウンカラー。 抜け感のある色味がおしゃれなカラーです。 前髪なしスタイルに合わせて、大人っぽさも女性らしさも叶えられます。
上品なコーラルブラウン
コーラルを混ぜて可愛い印象をプラスしたコーラルブラウン。 ブリーチなしだと、色味が強く出すぎずお上品なカラーになります。 レイヤースタイルで取り入れると立体感が出て、カラーの透け感もより楽しめますよ。

ブリーチなしでできるピンク系明るめカラー

ブリーチなしで、鮮やかなピンクブラウン
暖色のピンクカラーは、ブリーチなしでも発色しやすい優れもの。 カタログはブリーチなしのダブルカラーでここまで明るくしています。 マッシュショートに合わせて、可愛さとカジュアルさのバランスが取れたヘアの完成!
こなれ感たっぷりなラベンダーピンク
ラベンダーとピンクが入っていることで肌が綺麗に見えるカラー。 ブリーチをしていないので、色落ちに黄み感が出づらいところがポイントです。 ひし形シルエットのミディアムに合わせて、今っぽいヘアスタイルに仕上げています。
可愛らしい雰囲気になれるピンクカラー
女性らしく可愛らしい雰囲気になれるピンクカラー。 彩度を上げすぎなければ、上品さもしっかり出せますよ。 ゆるふわロングヘアとの相性も◎ 定番の愛されスタイルにしてみたい方はぜひ。

ブリーチなしでできるオレンジ系明るめカラー

ブリーチなしでも明るいオレンジカラーに
発色しやすいオレンジカラー。 ベースが明るければブリーチなしでもここまで明るくできます。 スタイルと髪色両方からフレッシュな印象にできる、夏におすすめのヘアです。
ピンクを足して赤みオレンジに
赤みよりのオレンジカラーをオンしたこちら。 ピンクが混ざっていることで、オレンジの透明感が増します。 肌馴染みが良く、顔色が綺麗に見えるところも嬉しいポイント。
肌馴染みの良いオレンジベージュ
オレンジにベージュを足しても、肌馴染み良く色味に仕上げることができます。 パキッとしたオレンジも素敵ですが、まろやかなカラーも魅力的ですよね。 こなれな印象があるトレンドのレイヤーカットも、オレンジカラーだとほんのりあどけなさも残せて◎

ブリーチなしでできるアッシュ系明るめカラー

大人っぽいアッシュブラウン
ブラウンにアッシュを足してくすませたアッシュブラウン。 赤みが抑えられ、透け感たっぷりな色味に。 韓国風のくびれヘアとの相性も良く、大人っぽい雰囲気が出せます。
オリーブアッシュで透明感と爽やかさをゲット
くすみカラーのアッシュとオリーブカラーを合わせたこちらのスタイル。 赤みを落ち着かせ、グリーン系カラーの爽やかさを引き出したクールな色味です。 かっこよさ、大人っぽさを出したい人におすすめのカラーです。
赤みのないアッシュベージュ
ブリーチなしの赤みのないアッシュベージュで、透明感を演出したスタイル。 カラーの透明感を作るのに大事なのが髪の赤みを消すことですが、ブリーチなしでもある程度赤みを消すことはできます。 赤みを消したい時は、美容師さんに相談してみてくださいね。

ブリーチなしで、憧れのヘアカラーを叶えよう

一度は憧れるであろう明るめヘアカラー。 なかなかブリーチする勇気が出ない人も、ブリーチなしでなら挑戦しやすいはず。 ぜひこの記事を参考にして、自分の理想の色味を叶えてみてくださいね。