前髪だけに縮毛矯正をかけてもいいの?

うねりやぱっくり割れなど、地味にストレスになる前髪のくせ。
頑固なくせ毛を治す対策として、縮毛矯正を思い浮かべる方も多いはず。
ただ、縮毛矯正は髪全体にかけるイメージが強く、前髪だけだと不自然にならないか心配になりますよね。

結論、縮毛矯正は前髪だけにかけてもOK◎
ただし、適切な施術をしなければ不自然な仕上がりになったり、イメージ通りにならないことも。
この記事では、前髪の縮毛矯正をする際に知っておきたいことを詳しく解説します。
掲載しているスタイル画像は、前髪だけに縮毛矯正をかけたものと髪全体に縮毛矯正をかけたものをピックアップしています。
お手本にしたいスタイルを選ぶ際も、ぜひ参考にしてくださいね。

前髪の縮毛矯正はこんな人におすすめ

縮毛矯正とは、くせ毛をまっすぐに伸ばしてストレートヘアにする施術のこと。
専用の薬剤とアイロンの熱を使って髪の内部の結合を変化させ、半永久的にストレートの状態をキープできます。

前髪の縮毛矯正は次のような方におすすめです。

・前髪のくせが気になる

・前髪だけくせが強い

・前髪をセットしてもすぐに崩れてしまう

・前髪以外の髪は動きを出したい

・できるだけアイロンの回数を減らして髪へのダメージを抑えたい

全体の髪よりも長さが短く毛量が少ない前髪は、うねりやくせが目立ちやすい部分です。
特に湿度の高い梅雨の時期や汗を掻きやすい夏は、うねりやくせが出やすく、セットだけで1日キープするのは難しいでしょう。
また、セットをする度にヘアアイロンを使用していると、髪ダメージが蓄積してしまい前髪がチリチリになることも。
そのため、前髪だけに縮毛矯正をあてることはとても効果的といえます。

反対に、前髪の縮毛矯正をしない方がいい人は?

前髪の縮毛矯正は便利な施術ですが、髪の状態によっては向かない場合もあります。
特に、以下に当てはまる方は注意が必要です。

・ハイトーンカラーの方

・カラーやパーマを繰り返している方


どちらの方も髪にダメージが蓄積している状態。
すでにダメージを受けている髪に縮毛矯正をすると、切れ毛やパサつきが目立ってしまうことがあります。

「どうしても前髪をまっすぐにしたい!」という場合は、髪質改善トリートメントでダメージによるうねりを取り除くのがおすすめです。
ダメージ毛への施術は繊細な技術が求められるため、美容師さんと相談しながら自分の髪に合ったメニューを選びましょう♡

前髪の縮毛矯正にかかる時間と値段

髪質や状態によって差がありますが、前髪のみの縮毛矯正にかかる時間は、1時間半〜2時間程度が目安です。
髪全体の縮毛矯正にかかる時間は、約3時間〜4時間となっており、約半分の時間で施術できます。
他のメニューと組み合わせる場合は更に時間がかかるため、予約時に確認しておきましょう。

また、前髪のみの縮毛矯正の値段は6,000円〜8,000円程度です。
立地や薬剤の種類などによって金額に差があるため、数件の美容室を比較してみるのがおすすめ。

美容室によっては、縮毛矯正をかける範囲によって料金が変わることがあります。
前髪だけでなく、顔周りも縮毛矯正したい場合は、事前に料金表をチェックしましょう。

前髪の縮毛矯正はどれくらい持つ?次にかける頻度は?

前髪の縮毛矯正の持続期間は、1.5ヶ月〜2.5ヶ月程度です。
前髪は、サイドやバックの髪よりも長さや量が少なく、2センチ程度根元が伸びてくるとくせやうねりが目立ちはじめます。

まっすぐな前髪を保つためには、約1.5ヶ月〜2.5ヶ月に1度縮毛矯正をかけるのがおすすめ。
クセやうねりの状態によっては、施術間隔が長い場合や根元部分だけ縮毛矯正をかけるケースもあります。
美容師さんに髪の状態をチェックしてもらいながら、適切なスケジュールで縮毛矯正を受けましょう。

不自然な仕上がりにならないように気を付けること

前髪の縮毛矯正でありがちな失敗が、髪をまっすぐにすることで不自然な前髪になってしまうことです。
ぺたっとした前髪にならないようにするためには、縮毛矯正が得意な美容師さんにお願いし、しっかりイメージをすり合わせること!

縮毛矯正で前髪がぺたっとしたり、まっすぐになりすぎたりする原因は主に4つあります。

・髪にダメージが蓄積していた

・髪質やクセの状態に対して強い薬剤を使用した

・アイロンの設定温度が高い

・アイロンの熱処理の時間が長い


縮毛矯正で自然な前髪に仕上げるためには、髪の状態や過去の施術履歴などに応じた、適切な薬剤選びや熱処理を行うことが大切です。
なりたいイメージのスタイルを用意して、自分の前髪で再現可能かを事前に確認しましょう。

前髪の縮毛矯正の持ちをよくするアフターケアは?

前髪の縮毛矯正を長持ちさせるには、施術後のケアがとても大切。
縮毛矯正後の髪はダメージを受けやすく、適切なケアをしないと徐々にうねりが出やすくなるため、ダメージをできるだけ抑えましょう。

ドライヤー前は、洗い流さないトリートメントをつけるのがおすすめです。
髪を乾燥や熱からガードして、ツヤのある仕上がりをキープしやすくなります。

また、髪を濡れたまま放置するのはNG
濡れた髪はキューティクルが開き、デリケートな状態です。
髪は早めに乾かして、仕上げにドライヤーの冷風を当てるとキューティクルが整って、まとまりのいいストレートが続きます◎

縮毛矯正なしで真っすぐ前髪を叶える方法も◎

前髪をまっすぐにする方法は、縮毛矯正だけではありません。
ストレートパーマと髪質改善トリートメントも、おすすめの選択肢です◎

ストレートパーマは、パーマ液を使って髪をストレートにする施術
縮毛矯正と違い、アイロンの熱を加えず薬剤の力だけでクセを伸ばすため、よりナチュラルな仕上がりになります。
クセがそこまで強くなく、やわらかいストレートを目指したい方に向いています

▼ストレートパーマについてもっと知りたいなら

一方、髪質改善トリートメントは、ダメージを受けた髪の内部を補修しながらストレートに導く施術
縮毛矯正のように毛髪の結合を切ってクセを矯正するのではなく、薬剤と熱の力で髪質を整え、扱いやすい状態にするのが特徴です。
髪への負担を抑えながら、ツヤのある自然なストレートにしたい方はぜひトライしてみてくださいね。

どちらの方法も、縮毛矯正ほどの強いストレート感が出ませんが、髪の状態や理想の仕上がりに合わせて選ぶと、負担を少なくしながら美しい前髪を手に入れられますよ!

▼髪質改善トリートメントについてもっと知りたいなら

前髪の縮毛矯正でトレンド前髪にチェンジ

前髪のうねりやぱっくり割れに悩んでいるなら、前髪の縮毛矯正がおすすめです! 前髪が変わるだけで、印象をガラリと変えられますよ。 ただし、顔周りの髪だからこそ、髪質や生えぐせに合った施術を受けることが大切。 まずは縮毛矯正が得意な美容室を予約して相談することから始めましょう。 縮毛矯正でまっすぐな前髪を手に入れて、新しいヘアスタイルを楽しんでくださいね。