広がる髪の毛が悩みの種……
ヘアセットやヘアアレンジをするとき、髪の扱いづらさに困ったことはありませんか? 特に、うねりやハネによって髪が広がって、うまくまとまらなかった経験のある方は多いのではないでしょうか。 「普段は気にならないけど、雨の日や湿気の多い日になると髪の広がりやボリュームが気になる……」なんて人もいるのでは? このように、髪の毛の広がりに悩んでいる人は少なくないはず。 髪が広がって思うようにまとまらないと、日々のスタイリングもストレスになっちゃいますよね……。
そもそも、髪が広がってしまう原因とは?
それぞれ、詳しくみていきましょう。
原因1:髪の毛量が多い
毛量が多いとそのぶんボリュームが出るため、髪が広がりやすくなります。
原因2:もともとくせ毛である、髪の毛が太い
髪の毛が太くて硬い方やくせ毛でうねっている方は、髪一本一本の力が強いので、広がりやすくなってしまいます。
原因3:乾燥やカラー、ブリーチなどによる髪へのダメージ
髪の内部に水分が不足していると、湿度の高い場所で髪が湿気を含んで広がりやすくなります。
パーマやカラーなどによって髪が傷むと、キューティクルが剥がれ、水分が抜けやすい状態に。
その結果、髪が広がりやすくなってしまうんです。
3つの視点で考える、髪の広がり対策
原因について理解できたら、対策方法もおさえておきましょう!
それぞれの原因について、カット・スタイリング・ヘアケアという視点からご紹介します。
【ヘアカットで対策】その1:髪をすいて毛量を減らす
このとき、自分でやろうとするのではなく、美容師さんにお願いするのがポイント。
なぜなら、自分で髪の毛をすくのは非常に難しいからです。
人によって髪の毛の流れやボリュームの多い部分は異なります。
なんとなくで全体をすいてしまうと、かえって髪の毛がはねたり、まとまりにくくなったりするおそれも……。
髪の扱いに長けている美容師さんにすくべき場所や方向を見定めてもらうことで、うまくボリュームを抑えることができるんです◎
【ヘアカットで対策】その2:重心低めのヘアスタイルにしてもらう
写真のような、毛先に厚みを持たせて重心を低い位置においたスタイルでオーダーするのがGOOD◎
以下では、レングス別におすすめの重めヘアスタイルをご紹介します!
- 襟足がきゅっとまとまったショートボブ
- まずは定番のショートボブ。 こちらははねやすい襟足を短くしているので、後頭部の髪の広がりを防げます。 さらに毛先は段をつけずに重めにすることで、きれいにまとまるだけでなく、全体のはねやすさもカバー。 襟足が伸びてきても、きれいなシルエットが長続きします◎
- 耳掛けもかわいい♡あご下重めボブ
- あご下まで伸びた髪もハネたり広がったりせず、きれいにまとまるのが重めボブの良いところ。 少しボリュームを感じるときは、サイドの髪を耳にかけるのもおすすめ◎ 簡単にすっきりして、キュートさもアップしちゃいます♡
- 重心でまとまる切りっぱなし前下がりボブ
- 切り揃えた毛先が印象的な、切りっぱなしボブ。 毛先の重心を前にかけているので、はねたり広がったりすることなくきれいにまとまります。 カットラインがきれいにでて、切りっぱなしの良さを存分に引き出しています◎
- ちょうどいいボリューム感を作るくびれミディ
- こちらのスタイルは毛先を重めに残しつつ、くびれをつけています。 今人気のくびれスタイルは、小顔効果に加えて、重めにした毛先のボリュームが出過ぎるのを抑えてくれる効果も。 トレンドを取り入れながら多くのメリットが得られるくびれは、今季おすすめスタイルです!
- 清楚な雰囲気のストレート × 重めロング
- きれいなロングストレートは、つい目を惹かれてしまうもの。 毛先にかけて重めにすることで、きれいにまとまり、憧れの清楚系ヘアスタイルに近づけます! 同時にヘアケアも意識すると、あなたの髪にみんな惚れちゃうかも……♡
【スタイリングで対策】その1:ドライヤーやアイロンを使う
ここでは簡単にできる、ドライヤーとアイロンを使用したスタイリング方法について解説します!
<ポイント>
前髪はジグザグさせながらとくと、分け目がつきにくくなります。
<ポイント>
ムラのないよう、トリートメントはまんべんなくつけましょう!
※こうすることで、キューティクルがコーティングされて外気の水分が髪に入りにくくなるので、時間がたっても広がりにくくなります◎
<ポイント>
ドライヤーは、風を上から下に向けて当てましょう(髪へのダメージを少なくすることができます)
<ポイント>
この後のスタイリングの仕上がりにつながるので、ここまでで髪の毛を根元までしっかり乾かしておくことが重要です。
<ポイント>
最初にベーススプレーをかけることで、髪をアイロンでしっかり伸ばすことができます。
また、アイロンの温度は180度くらいの高めの温度がおすすめ。
低い温度で何回も行うより、ダメージを抑えられるので覚えておきましょう
<ポイント>
ロックオイルとは、髪をコーティングして水分をはじくため、湿気の多いときもスタイルをキープできるアイテムです。
髪の内側や表面にしっかり馴染ませて、湿気での広がりを抑えてあげられると◎
【スタイリングで対策】その2:スタイリング剤で髪の広がりを抑える
おすすめなのは、ワックスやテクスチャーの濃厚なヘアオイル。
それぞれの特徴は以下の通りです。
・ワックス:キープ力が強く、髪のくせが強い方・毛量が多い方におすすめ
・ヘアオイル:キープ力はそこまで強くありませんが、ツヤがでて髪の保湿に役立ちます
髪の毛の乾燥やダメージが気になっている方・もともと髪の毛がやや細めな人におすすめ
【ヘアケアで対策】その1:髪の洗い方・乾かし方に気を配る
まずは、ホームケアの基本となる髪の洗い方と乾かし方のポイントを解説します!
髪に潤いを与え、まとまりやすくするシャンプーを選ぶのがポイントです!
さらに洗う際は、髪に摩擦ダメージを与えないよう、まず手で泡立ててから優しく髪を揉むように洗いましょう。
詳しいシャンプーの方法は、以下の記事をチェックしてみてください◎
▼関連記事はこちら
長時間ドライヤーを当てることも、髪のダメージに繋がる原因のひとつ。
少ない時間でしっかり乾かすことを意識しましょう。
より詳しい髪の乾かし方については、以下の記事も参考になります!
▼関連記事はこちら
【ヘアケアで対策】その2:アイロンの熱から髪を守る
あらかじめ髪を保護するスタイリング剤を使用したり、高めの温度で短時間で済ませるように心がけてみてください◎
【ヘアケアで対策】その3:サロンのトリートメントケアを受ける
本格的にケアしたい場合は、サロントリートメントを受けてみるのも効果的◎
自宅でのトリートメントとの違いは、主に効果とその持続期間です。
市販のトリートメントは、タイプが分かれているものの、基本的にどんな髪の人が使ってもいいように作られているため、自分にぴったりあうものを探すのが意外と大変だったりします。
サロントリートメントでは、髪質やダメージの程度から、美容師さんがその人に合ったものを見極めて施術してくれるため効果が現れやすいんです。
効果が高いぶん、その持続期間も長くなります。
サロントリートメントは2週間~1ヶ月持続するものが一般的。
本格的なケアをしたい方、目に見えるような効果が欲しい方は、サロントリートメントを受けてみましょう!
広がる髪の悩みを解消して、毎日をストレスフリーに!
今回は、髪の広がりの原因3つと、そのためにできる対策についてご紹介しました。 原因を知って適切な対策をすることで、広がる髪の悩みは改善できます! 日々のスタイリングが、より楽しいものになると嬉しいです◎ よかったら、ぜひ試してみてください!