社会人の髪型事情は変わったのか、変わっていないのか

働く環境が変わった、という方が多いであろう昨今。従来はスーツ姿が当然だったあなたも、自宅での勤務ともなれば上下スウェットというリラックスした装いで業務に励んでいるかもしれません。 ただし、ヘアスタイルには注意が必要。なぜなら社内だけではなく社外との会議など、オンライン上での対話シーンがなくなることはないからです。寝ぐせのまま会議に出たり、従来とは異なる“THE・休日”の髪型だったりすると、相手の心象にも関わりますよね。 だからこそ、あえてお伝えしたいのは、テレワークであってもヘアスタイルは整えよう、ということです。つまり、オフィスワーカーであろうがテレワーカーであろうが、業務時間においては整髪するほうがベターという点は変わりません。

清潔感と時短こそ、ビジネスヘア選びにマストな観点

オフィスワーカーであろうとテレワーカーであろうと、身だしなみとしての整髪は必要だとお伝えしました。 では、具体的にどのような点を意識して髪型選びをするべきかを、2つの観点としてまとめました。

観点1:ビジネスマン“らしく”あること

ビジネスマンの身だしなみで意識すべきは、清潔感。ヘアスタイルにおいては、まず長さをチェックしましょう。 短めのほうがすっきりと見えて清潔感があることは言わずもがな、サイドの髪が耳にかからない長さだったり、襟足が短くカットされていたりすると不潔には見えません。 「最近は美容室に行く機会が減り、髪は伸ばしっぱなし……」という方は要注意。髪を伸ばすこと自体は問題ありませんが、今の髪型が不潔に見えていないかどうかは会社の同僚や友人に聞いてみるとよいでしょう。

観点2:スタイリングが簡単であること

スタイリングがラクであることも、多忙なビジネスマンが髪型に求める要素でしょう。 当然、写真のようなソフトモヒカンなどのベリーショートは該当しますよね。当記事ではソフトモヒカンのバリエーション紹介は割愛しますので、ソフトモヒカンのヘアカタログを探している方は下記記事をチェックしてください。

ソフトモヒカンにする前に。押さえたいポイントと参考ヘアスタイル集
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“スタイリングが簡単な髪型”という本題に戻しましょう。ベリーショート以外でも、毛束感が細かくない、つまり重めのスタイルであればスタイリングは比較的ラクです。言葉を変えるなら、作り込まなくてもキマる髪型といえるでしょう。 起きて髪を濡らし、タオルドライをしてコームで整えるだけでもキマるヘアスタイルはこれに該当します。 また、ジェルやポマードなどの重い質感のスタイリング剤を使う髪型もあれこれと手を加えずにコームで整えるだけなので簡単です。 以下では、このような2つの観点を満たすビジネスヘアを紹介します。

おすすめのビジネスヘア1:ショートマッシュ

丸みのある形と、表面の髪を軽くしすぎず厚めに残したショートマッシュはテレワーカーにおすすめのヘアスタイルの一種。 タオルドライでキマりやすく、ラフな動きをつけるだけで洒落感がアップすることアドバンテージは昨今のメンズヘアのトレンドでもあります。 また、スーツ姿にも対応することもビジネスマンにおすすめしたい理由です。

洗いざらしでもキマるネープレスマッシュ
襟足(=ネープ)を短くカットしたネープレスなマッシュスタイル。サイドも短くカットされているため、清潔感も◎。ノースタイリングも問題ありませんが、写真のように濡れたような質感にするとおしゃれです。
ラフな束感マッシュでトレンドを先取る
バングやもみあげは長く残しつつ、耳周りやネープを短めにカット。表面は部分的に軽くしてあるため束感が出しやすく、動きのあるマッシュスタイルを叶えています。「重く見えるマッシュはちょっと……」という方にもおすすめしたいスタイルです。
マッシュ×パーマで洒落感アップ
マッシュスタイルは、本来は重く見えがちなヘアスタイルです。それをヘアカラーやパーマでカジュアルに仕上げたのがこちらの髪型。職種によりますが、おしゃれで清潔感があるだけではなく、スタイリングがラクという点でも推したいマッシュショートです。
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おすすめのビジネスヘア2:七三ショート

バーバースタイル人気が定着している今、やはり七三ショートも推さずにはいられません。男らしさはもちろん、清潔感やクリーンな装いにも似合う髪型であることが当記事でプッシュしたい理由です。

スキンフェードで男らしさを盛り立てる
スキンフェードとは、肌(=スキン)をあらわにするほど短く刈り込み、じょじょに長さを残してグラデーション状に仕上げるスタイルのこと。 男らしさを演出する髪型であるため、相性の良い七三分けと合わせて楽しむ方が急増しています。 ジェルやポマードを髪全体に馴染ませ、コーミングするだけでキマるというお手軽さも支持要因ではないでしょうか。
ソフトツーブロックで“デキる男”を印象づける
七三分けといっても、スキンフェードとの組み合わせがすべてではありません。 サイドを短めにカットしたソフトツーブロックとの組み合わせもまた、七三分けで推したいスタイルです。 スキンフェードほどの男らしさはありませんが、清潔感やスマートさを演出するという点では満足できるはず。
七三×パーマで色気の醸成を
ランダムな毛流れを生むパーマもまた、七三分けと合わせて楽しみたい髪型の一種です。 サイドとバックを刈り上げることで、装いをクリーンに見せられる効果も発揮します。
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おすすめのビジネスヘア3:センターパート

昨今のトレンドであるセンターパートもまた、ビジネスマンに推したいスタイルです。 長さはあるものの、額を見せることで清潔感を宿します。

トライしやすいプレーンなセンターパート
長めに残した前髪でつくるセンターパートは、大人らしく見えることもあり注目ヘアとして台頭。 毛流れを作らないナチュラルさゆえの好感度の高さは、年齢を問わず取り入れたいものです。
動きをつけて伸ばす過程でもおしゃれに
髪を伸している途中の方に提案したいのが、毛先に動きをつけたセンターパートです。 スタイリングが簡単という点では、パーマをかけるとベター。オイルやバームでナチュラルな質感にすると今っぽく仕上がります。
パーマを組み合わせて動きも楽しむ
こちらはマッシュをベースにしたセンターパートにパーマを加えたスタイル。 トレンド要素をとことん楽しみたいという方に勧めたい髪型です。
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オンでもオフでも好感度を狙うなら、黒髪×短髪で決めるのがおすすめ。ナチュラルな黒髪は、落ち着きがあり誠実な印象、そして短髪は、清潔感が爽やかな印象に導きます。ここでは、イメージ別に黒髪×短髪のヘアスタイルをご紹介します。