夏の名残と秋冬の冷え。過酷な環境がダメ手の原因

年齢が出るパーツとして挙げられる手。実は顔以上に老化が早いと言われます!特に秋冬は、危険な季節…

「手は、皮下脂肪や皮脂腺が少なく真皮が薄いのに、刺激にさらされやすい部位。夏の日焼けやクーラーによる乾燥で水分が奪われ、紫外線の影響でじわじわとコラーゲンが破壊されます。そうして手肌の弾力が低下したところへ秋冬の乾いた空気が加わると、しっとり感やうるおいがなく、甘皮の硬さやささくれが目立つ手に。また爪表面の筋には様々な原因がありますが、乾燥も大きな要因です」(四谷三丁目皮膚科 院長 山田美奈先生・以下同)

くすみもむくみも、血流が悪くなることが大きな原因

さらに秋冬の手には、乾燥や荒れ以外に、くすみやむくみの問題も。

さらに秋冬の手には、乾燥や荒れ以外に、くすみやむくみの問題も。 「冷えで血流とターンオーバーが滞ることで、紫外線により増えたメラニンが排出されず、手肌の角質が厚くなるのがくすみの原因。一方、急な温度変化で血管の収縮や膨張が起きると、血液やリンパがたまってしまい、手のむくみにつながります」

美しい手の条件とは?

自分でできないケアもネイルサロンなら可能!

では、手荒れやくすみ、むくみを改善するために大切なことは?

「まずは溜まった角質をケアすることで、くすみが改善し、うるおいを受け入れやすくなります。そこでしっかり保湿すると肌のターンオーバーがスムーズになり、ささくれもできづらく。そしてハンドトリートメントなどで物理的に血流を促すことは、すべてにつながる対策に」  そこで活用したいのがネイルサロン。自分では片手ずつしかできないトリートメントから何段階ものうるおい補給、ネイルケアまで。セルフではできないケアで、美しい手へ!

ダメハンドを回避!サロンケアの流れは?

①ファイリング

爪先をやさしく削り、オーバル型に整える
爪切りで衝撃を与えると、二枚爪になりがち。ネイルファイルでやさしく削り、爪に負担をかけず形を整えます。まず目の荒いファイルで大体の長さにした後、細かいタイプで仕上げ。

②甘皮&ささくれケア

爪周りにこびりついた余分な角質をオフ
乾燥で硬くなった爪周りを負担なく処理するために、キューティクルリムーバーに指先をつけた後、お湯を張ったボウルにつけ、ふやかします。
細かく振動するネイルマシンで、甘皮をやさしく根元側へプッシュ。やわらかなゴムの先端で、爪にこびりついた部分を押し込みます。フットケアでも同様です。
キューティクルニッパーで、根元部分に集まった甘皮をカット。爪のサイドで硬くなったささくれも、細かくしっかり処理します。

③バフィング

爪の表面を磨き、つるっとなめらかに
爪が乾燥して老化すると目立ってくる縦スジ。目立たなくしたい場合は、バフィングで表面をなめらかに。まずスポンジで軽く削ります。より目の細かいシャイナーで磨くと、表面につやが。筋が目立たずなめらかになりますが、爪が薄くなりすぎないよう、特別な時のみに。

④ピーリング

ゴマージュを使い、手肌の角質をケア
角質ケア用のゴマージュを手の甲に軽くなじませながら爪周りまでもみ込んでいきます。古い角質がぽろぽろ取れて、くすみ感もオフ。肌がやわらかくなることで、保湿成分を受け入れやすく。 ※写真はイメージです。

⑤ハンドトリートメント

手のひらから指先まで両手でほぐされて、血流アップ!
手肌全体に保湿クリームをなじませたら、甲から指先にかけて丁寧にもみほぐし。手の甲の血流が促されることで、血管も目立ちにくく。手のひら側も両手で押し開くようにもみほぐし。溜まったリンパが押し流されて、手全体のフォルムがすっきり。施術も、気持ちいい!
保湿成分を密着させて温め、ディープにうるおいを補給
1/保湿成分を配合したパラフィン(ロウ)を温めて溶かしたマシンに、手を入れます。2/手を出すと冷えて固まり、膜を張った状態に。さらに何度か手を入れ、膜を厚くします。3/保湿成分を密着させた状態でミトンに入れ、保温。暑くなければ電熱ミトンでしっかり温め。
4/約10分後にくるくるとパラフィンをはがして保湿クリームをなじませ、終了!

サロンでのハンドケアで、変化は感じられる?

体験すればきれいになった実感が味わえるはず!
爪の形が整う上、自分では雑になりがちな甘皮やささくれの処理も丁寧。ピーリングと血流を促す施術で手肌の色もひとまわり明るく。

どのくらいのペースでケアしてもらうのがベスト?

最低でも2週間はあけるのが◎
爪を守る甘皮が伸びる前にケアしすぎるのはNGなので、最低でも2週間はあけましょう。手肌はターンオーバー周期にあわせてケアすると効果的なので、3週間〜1ヵ月ごとがベスト。

サロンケアを長持ちさせるセルフケア、何をすれば良い?

保湿や紫外線に注意!
まずは、ハンドクリームやネイルオイル、爪用の美容液などで保湿をこまめにしっかり。注意したいのは、生活習慣。熱すぎるお湯での水仕事は避け、紫外線はなるべく浴びないで!

サロンケアをして、悩みのない手肌を目指しましょ♪

秋冬は手肌の悩みがでやすい季節。今年はプロのケアで、悩みゼロのきれいな手肌で過ごしましょう!

教えてくれたのは…

山田美奈先生(四谷三丁目皮膚科 院長) 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本美容皮膚科学会、日本抗加齢学会などに所属し、美容皮膚科治療には実績が。著書『皮膚科で美肌になる!』他、ウェブでの記事執筆も。

詳しい内容は、HOT PEPPER、HOT PEPPER Beauty2018年10月号【2018年9月28日(金)発行号】にてご覧ください♪

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  • 企画内容やタイトルは都合により変更になる可能性がございますのでご了承ください。
  • 掲載が終了または一部掲載がない場合がございますのでご了承ください。
企画/守屋和音(本誌) 構成•取材•文/江尻亜由子、菅野美咲(本誌) 監修/山田美奈(四谷三丁目皮膚科 院長)