シニヨンってどんなヘアアレンジ?

「シニヨンアレンジってよく聞くけど、それが一体どんなスタイルなのかよく分かっていない……。」
そんな方も、多いのでは?
実際、主に耳の中間や耳の下で結ぶものをシニヨンと認識している人も多数います。

一概に間違いではありませんが、シニヨンとは髪を束ねたまとめ髪全般を指す言葉。
一番わかりやすいもので言うと「お団子ヘア」はシニヨンです。

髪をまとめたスタイルは全てシニヨンと言えるので、幅広いヘアアレンジを表す言葉だと言えます。

このように様々なヘアアレンジの可能性を秘めたシニヨンは、カジュアルからフォーマルまで、多くのシーンで大活躍。
おしゃれ女子ならマスターしておきたい、基本のヘアアレンジなんです。

簡単!基本のゆるふわシニヨンの作り方

まとめ髪を指すシニヨンは、幅広いアレンジを含むため、スタイルによって難易度も様々です。
まずは基本のシニヨンアレンジについて作り方をご紹介します。
必要なものは、ヘアゴムとアメリカピン、Uピンの3つ。
簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください
手順①髪をひとつにまとめてゴムで結ぶ

結ぶ位置を低めにすると、大人の女性の雰囲気に。
高めにすると明るく元気な印象に♡
最初は気持ちしっかり目に結んでおくと、あとあと楽チンですよ!

ちなみにヘアゴムは、たっぷりとした髪量をまとめるならば、太めのしっかりとしたものを、髪の分量が少ない方は細めをチョイスしましょう。
手順②トップの髪を数か所引き出す

トップにふんわりとした立体感を出すとこなれ感がUP♡
大人フェミニンに仕上げたいときや、やりすぎ感を抑えたい時は、ここでルーズに仕上げましょう。
クールに仕上げたいときは、立体感を出さずそのままシャープに仕上げて。
よりフォーマルで落ち着いた雰囲気に仕上がります。
手順③結んだ毛束を毛先までねじる

崩れ防止のポイントは、キツめにねじること!
根元の部分から毛先まで、イラストのようにしっかりねじりましょう。
手順④ねじった毛束をゴムに巻きつける

毛束を持っていない方の手でお団子の形を整えながら、丸くなるように巻きつけましょう。
手順⑤巻きつけた毛束をピンで固定する

毛先の部分先の尖ったアメリカピンで固定してから、他を3か所ほどU字型のUピンで留めましょう。
こうすることで崩れにくくなります。
ピンの本数は毛量にあわせて調節するのがおすすめです。
手順⑥完成!

仕上げたい印象に合わせて、お団子の毛束を引き出したり、ヘアアクセサリーを付け足してみても◎

作り方は同じでも、ちょっとした変化をつけることで様々な表情を見せてくれる「シニヨン」。 次の項目では、多岐に渡るアレンジの中からおすすめのシニヨンスタイルのサンプルをご紹介していきます。 シニヨンアレンジにするシーンを想像しながら、自分にぴったりなヘアアレンジを、見つけてくださいね♡

おすすめシニヨンスタイルその1:可愛いふんわりシニヨン

ふんわりとしたシニヨンアレンジは、抜け感があるアレンジです。
そのため柔らかく、フェミニンな印象に見えます。
ふんわりとしたシニヨンアレンジは、普段のヘアアレンジをよりグレードアップさせたいときにぴっ たり。
上品さや可愛さを出したい人におすすめです。
低い位置のルーズシニヨン
ルーズにまとめたシニヨンは低い位置だと上品な印象に。 後れ毛もつくってリラクシーにアレンジするとキュートに決まります。
お呼ばれにぴったり!上品シニヨン
こちらはゆるっとまとめた上品なシニヨンスタイル。 ルーズ感がガーリーでとっても可愛い♡ フォーマルな場でも活躍してくれる万能スタイルです。
くるりんぱをあわせたシニヨン
くるりんぱを施したシニヨン。 毛束をクルっとまとめて、ボリュームを出しています。 後毛をバランスよく出して、キュートにアレンジ♡
高めのシニヨンで元気な印象に
高めなシニヨンは元気で可愛らしい印象を与えてくれます。 顔まわりの後れ毛をしっかりめに巻いてあげることでおしゃれ度アップ。 シンプルなアレンジだからこそ後れ毛はとっても重要なんです!

おすすめシニヨンスタイルその2:キレイめきっちりシニヨン

きっちりとしたシニヨンアレンジは、シルエットをすっきりと美しく見せてくれます。
そのため、大人っぽい印象になるアレンジです。
きっちりとしたシニョンアレンジは、結婚式のお呼ばれやパーティーなど、フォーマルなシーンに ぴったり。
華やかに見せたい人におすすめです。
バレッタをアクセントに
くしゅっとまとめて作ったラフなシニヨンも、バレッタをプラスして華やかに。 どんな角度から見ても、シルエットが美しいですよね。 綺麗めな印象になれるおすすめのまとめ髪です。
ほつれで抜け感をプラス
後頭部にふんわりとほどよいボリュームを出したシニヨンアレンジ。 髪の毛を等間隔で抜き出すことで抜け感が生まれます。 フォーマルなシーンにもばっちり合うまとめ髪スタイルです。
きっちりしつつもゆるさのあるシニヨン
しっかりまとめてあるものの、ゆるさを残したシニヨンアレンジ。 簡単にまとめたシンプルなアレンジですが、ぐっとこなれ感が出ます。 クールめな印象が好きな人にも◎
編み込みでエレガントにまとめ髪
サイドだけ少し残して、後ろを編み込み。 毛先まで三つ編みしたら、内側に丸め込んでまとめます。 サイドの髪を軽くねじることで、横からみても表情豊かな仕上がりに。

おすすめシニヨンスタイルその3:ショートやボブヘア向けのシニヨン

まとめ髪であるシニヨンは、どうしてもある程度の長さが必要だと思われがち。
実はそんなことはなく、ショートやボブスタイルの方にも向いているヘアアレンジなんです。
ショートやボブの方も、色んなシチュエーションで取り入れてみてくださいね。
引き出して抜け感を作るボブシニヨン
ショートやボブヘアといった髪が短い方にも、シニヨンアレンジはおすすめ。 こちらのアレンジは少しタイトにシニヨンを作り、髪を引き出すことで抜け間を作っています。
巻き髪ふわふわシニヨンは浴衣とも◎
全体を巻いておき、緩くシニヨンを作ったアレンジ。 巻き髪にしておくことで、ショートヘアやボブヘアの方も扱いやすくなります。 またシニヨンは浴衣とも相性抜群! 首回りがすっきりし、より浴衣が映えるように。
髪の毛を引き出してボリュームUP
ショートやボブさんがシニヨンをする場合、髪の毛を引き出してボリュームを出してあげるのがおすすめ。 そうすることにより、小さめのシニヨンとバランスが取れぐっと華やかな仕上がりに!

シニヨンアレンジをもっと可愛くする3つのポイント

シニヨンをおしゃれに今っぽくみせるには「こなれ感」がカナメ!
そこで、こなれた印象をつくるための3つのポイントをご紹介します。

どれも最後の仕上げに取り入れたい、簡単アレンジ。
全てのポイントを取り入れるのはもちろん、どれか1つだけ取り入れてもぐっとこなれ感が。

この機会にチェックすれば、垢抜け女子にアップグレードできますよ♡

ポイント1:わざと後れ毛を出す

おしゃれなシニヨンづくりの基本は、「後れ毛」。
後れ毛というのは本来、まとめ髪をしたときに自ずと出てきてしまうもの。
きちんと感を意識する場では、ヘアスプレーで固めたり、ヘアピンで留めたりするのが一般的ですよね。

これをわざとつくることで、ラフな抜け感のある印象に!
後れ毛を出す場所としては、もみあげや襟足、耳の後ろやこめかみあたりが◎
さらに後れ毛をカールさせると、こなれ感を演出できますよ。

ポイント2:まとめた髪をあえて崩す

次にご紹介するのは、崩しのテクニック。
文字通り、アレンジをあえて崩してしまうことで、ニュアンスを出していくワザです。

例えば、まとめた髪を指でつまみギュっと引き出してほつれさせたり、トップやサイドの髪の毛をクシの先を使って逆毛立てたりすると、リラクシーな雰囲気が漂い大人っぽいイメージに仕上がります。
さらに、サイドの髪を引き出し、耳の上にかぶせるようにすればアンニュイな表情を出すことも可能です。

ポイント3:他のヘアアレンジと組み合わせて使う

最後にご紹介するのが、他のヘアアレンジとの組み合わせ。

シニヨンは他のヘアアレンジとの組み合わせもしやすく、よりこなれたスタイルに見せることができるんです。
例えば、くるりんぱやアクセサリーとの組み合わせ。
一見難しそうに思えるかもしれませんが、簡単なのにおしゃれに見せてくれるものばかりです。
以下では、その組み合わせにあったカタログもご紹介します。
金ピンがさり気ないポイントに
華やかな印象のシニヨンには控えめなアクセサリーを合わせるのがベター。 さり気ないアレンジがシニヨンの完成度を底上げしてくれます。 後れ毛を出すなどして抜け感を演出するのが◎
ロープ編みで美シルエットに
2本の毛束をねじりあわせるロープ編みをサイドに施したシニヨン。 ねじれた部分が美しいシルエットを生み出して、エレガントなニュアンスが加わります。 パールのアクセサリーも、上品な印象に。
くるりんぱでふんわりシルエット
耳から上の髪をまとめて結び、ゴムの上の方に穴を開け、そこへ毛束を入れ込んで1回転させる「くるりんぱ」。 そのくるりんぱを使ったまとめ髪アレンジです。 後頭部にふんわりとしたボリュームが生まれて優しげな表情に。

シニヨンをマスターして日々の可愛いをゲット!

デイリーからパーティーシーンまで使える、シニヨンアレンジ。 後れ毛や崩しといったちょっとしてテクで、こなれ感はばっちり! 結び目の高さなどで印象ががらりと変わるため、様々な雰囲気を楽しむことができますよ。 一度マスターすれば様々な場面で応用できるので、是非チャレンジしてみてくださいね!