髪がパサついた状態とは?

夜はきちんとまとまっていたのに、朝起きると髪が広がってパサついている……なんて経験がある方も多いはずです。 知らない間に髪はダメージを受けてしまうもの。 まずは、あなたの髪のパサつき度をチェックしてみて! パサつき診断の項目に1つでも当てはまったら要注意。

髪のパサつき診断

・髪の根元から毛先に向かって手でといだ時に、ひどく絡まってしまう。 ・毛先に枝毛や切れ毛が目立つ。 ・毛先を水で濡らし軽く水気を切った状態で、毛先を上にあげた時に、たるまず、ピンっと伸びたままになる。 ・髪の毛を1本とって、毛先から根元に向かって指を滑らした時に、キュッキュとした手触りではなく、ツルツルと滑る感覚がある。

健康な髪とパサついた髪は何が違うの?

健康な髪とパサついた髪の大きな違いは、髪の表面にあるキューティクルの状態です。 キューティクルとは毛髪の表面を覆っている部分。 毛髪内部の水分が蒸発するのを防いだり、栄養素を閉じ込める働きをしてくれています。

健康な髪の毛の場合は、このキューティクルが閉じているおかげで、水分を適度に含んだ艶のある髪になります。 一方で、このキューティクルが開いたり、剥がれ落ちてしまうと、毛髪内の水分や栄養素が少なくなり、ゴワだった髪の毛になってしまうのです。

パサつきの原因とは?

髪がパサつく原因はさまざま。 ここでは、髪の毛がパサつく原因を紹介します。 日々の生活の中で何気なく行なっている行動が、実は髪のダメージを加速させてしまっているかも……。 気付かない内についやってしまっていないか、チェックしてみて!

間違った洗い方をしている

髪の表面を保護しているキューティクルはとても薄い為、摩擦を加える事で開いてしまったり、剥がれてしまったりします。 なので、髪の毛を洗う時にゴシゴシと強く洗ってしまっている人は要注意! 強く洗う事で摩擦が生じ、キューティクルはダメージを受けてしまっているかも。 また、リンスを手の平で揉み込むのも実は注意が必要。 手の平に挟んで強く擦りつけてしまうと、摩擦に弱いキューティクルが剥がれてしまう恐れがあります。

自然乾燥している

濡れている状態の髪の毛は、乾いている髪よりも低い温度で熱変性が起きやすく、約60〜80度ぐらいから始まると言われています。 なので、お風呂上がりにドライヤーを髪に近付け過ぎてしまったり、一箇所に集中して当て続けると熱変性が起きてしまう可能性があるので注意しましょう。

熱によるダメージを受けている

髪の毛の主成分であるタンパク質は、熱を加える事で変化する性質をもちます。 これは「タンパク質の熱変性」という現象で、生卵に熱を加えると目玉焼きになるのも同じ原理です。 タンパク質の熱変性が起きると、毛髪のタンパク質が固くなった状態から元に戻らず、ゴワついた髪の毛になってしまいます。

この熱変性は、濡れていない状態の髪の毛だと約130〜150度で始まると言われています。 そのため、高い温度に設定したヘアアイロンを毎日使用したり、同じ箇所を繰り返し当てると熱変性により髪質が固くなっていきます。 また、アイロンで強く挟んだり、引っ張ったりする時にキューティクルが擦れ、剥がれ落ちてしまうのです。

髪の表面を保護しているキューティクルは、濡れると開くという性質を持っています。 お風呂上がりなど、髪の毛が濡れたまま放置していると、開いたキューティクルからどんどん水分が蒸発してしまいます。 さらに、髪の毛が乾ききっていない状態で寝てしまうと、枕との摩擦によって逆立ったキューティクルが剥がれ落ちてしまうのです。

生活習慣が乱れている

過剰なダイエットや忙しさなどで、毎日の食事をおろそかにしてしまうと、タンパク質など髪に必要な栄養素が不足してしまいます。 すると、枝毛や切れ毛が目立つようになり、パサついた髪になってしまうのです。

髪のパサつきを改善するには?

まとまりのあるうるツヤ髪を手に入れるためには、まず日々のヘアケアやライフスタイルを見直す必要がありそうです。 ここでは、髪がパサつく原因を踏まえた上で、日頃のシャンプーの方法から、生活習慣やヘッドスパまで、髪のパサつきを改善する方法についてご紹介します。 ぜひ簡単なものからトライしてみて!

【予防策】パサつきを抑える正しい洗い方をする

1. 髪ではなく、頭皮を綺麗にするイメージで洗う

まずは、シャンプーを使わずにお湯だけで予洗い。 予洗いだけで髪の汚れは7〜8割程度落とせると言われているのです。 シャンプー洗いによる髪への負担を少なくする為にも、しっかり丁寧にお湯で頭皮を洗います。 そして、シャンプーを軽く泡だて、爪を立ててゴシゴシ洗うのではなく、指の腹で頭皮をもむように洗っていきます。 予洗いによって頭皮の汚れを浮かせておくと、力を入れずとも少量のシャンプーで洗う事が可能ですよ!

2. コンディショナーは中間から毛先に塗布する

コンディショナーの働きを十分に活かす為に、髪の水気を軽く切った状態で塗布していきます。 髪は毛先が傷みやすいので、毛先から耳下あたりを目安につけましょう。 根元あたりはダメージが少ないので、つけなくても問題ありません。 あとは、浸透させる為に3分程洗い流さずに放置しておくとより効果的ですよ。

3. 洗い残しがないようにぬるめのお湯でしっかりとすすぐ

シャンプーやコンディショナーが残った状態だと、毛穴に皮脂が詰まり、頭皮の血行が悪くなってしまいます。 これは、健やかなハリのある髪の毛が育たない原因にも。 シャンプーやリンスを洗い流す時は入念に! ただし、熱めのお湯で洗い流すのは避けましょう。 温度が高すぎると、必要な皮脂も洗い流してしまう為、頭皮が乾燥してしまい荒れてしまう事もあるので注意。 温度は38度ぐらいのぬるめのお湯がベストです。

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【予防策】ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を守る

お風呂上がりの髪の乾かし方もパサつきに影響大。 髪を濡れたままの状態で放置する事がダメージヘアに繋がります。 ドライヤーを正しくかければ、熱変性の心配もなく、綺麗な髪をキープする事ができますよ! また、ヘアアイロンやコテを使用する際も、ダメージポイントを避けて、ダメージを少なくするようにしましょう。 ここでは正しいドライヤーのかけ方とヘアアイロンの熱からダメージを少なくする方法をご紹介します。

ダメージを与えずにドライヤーをする方法

ドライヤーの温風は上から下方向に当てる
頭皮や根元が乾いたら、ドライヤーを高い位置にあげ、上もしくは斜め上から温風を当てるようにしましょう。 そうすることで、キューティクルが整い、髪が広がるのを抑えることができます。
頭皮・根元から乾かす
髪をなるべく早く、完全に乾かすために、頭皮・根元から温風を当てていきます。 ドライヤーは髪から20cm程度離すようにしましょう。 ドライヤーを持たない手で髪を軽く浮かせて頭皮・根元に温風が届きやすくし、ドライヤーの先を揺らすなど、長時間おなじ場所に温風を当てないよう心がけましょう。
だいたい乾いたら冷風に切り替える
8割程度乾いたら、温風から冷風に切り替えます。 冷風を当てることでキューティクルが引き締まり、水分や栄養が保持されやすくなります。 表面だけでなく、頭皮や根元にも冷風を当てるようにしましょう。

ヘアアイロン熱からのダメージを軽減する方法

髪が乾いた状態でセットする
濡れた髪はキューティクルが開いた状態です。 その状態でヘアアイロンの熱や摩擦が加わるとキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。 髪が乾いた状態でセットするのが、ダメージを少なくする基本です!
温度を調節する
ヘアアイロンの熱による熱変性をなるべく起こさないようにする為に温度は160〜180度ぐらいに設定します。 低すぎる温度だと、髪がうまく巻けません。 何度もアイロンを当てる事による摩擦がダメージに繋がってしまいます。

【改善策】ストレートパーマ・縮毛強制を試してみる

熱のダメージをゼロにするのは難しいところ。 毎日ヘアアイロンをする人なら、場合によってはストレートパーマや縮毛矯正の方が髪のダメージを軽減できる事もあります。 自分の髪質をみながら、サロンの人と相談するのがいいかもしれませんね。

ストレートパーマ・縮毛矯正が気になる方に

「そもそもストレートパーマと縮毛矯正の違いって?」「私は縮毛矯正した方がいいのかな……?」こちらの記事は、そんな疑問に回答しています。 ストレートパーマと縮毛矯正はメリット・デメリットがあるので、それらを理解し自分の髪にあった選択をしましょう。 不安な方は美容師さんと相談しながら、決めるといいですね!

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【改善策】サロントリートメントでケアする

ダメージを受けてしまった髪には、定期的にトリートメントする事でケアしましょう。 ここでは、サロンでトリートメントするメリットや、サロントリートメントする前に知っておくべき事をご紹介しています!

サロンのトリートメントは何が違う?

毛髪の表面と内部に栄養を与える事が出来る
髪のダメージは、初めは毛髪のキューティクルが剥がれる事で傷んでいきますが、そのまま放っておくと毛髪の内部まで進行してしまっていることも。 一般的に毛髪表面は水分と油分と水分を補給し、内部には水分とタンパク質を補給するのが良いとされています。 サロンは、内部補修&外部補修の専用トリートメントを用意しているので、毛髪の内部と外部の両方を集中補修する事が出来るのです!
その人にあったトリートメントを配合してくれる
何十種類もあるトリートメントからオーダーメイドで組み合わせてもらえるのもサロントリートメントの魅力の一つです。 カラーやパーマによるダメージなのか、紫外線によるもの?ヘアアイロンによるもの?などその人のダメージ具合、ダメージ原因を突き止め、さらにその人の髪質も考慮してトリートメントを選んでもらえます。 美容師さんと相談しながら自分にあったヘアケアが出来るので安心ですね!

トリートメント効果はどれくらい続くの?

サロンのトリートメントの効果は約1ヶ月程度だと言われています。 ただ効果のもちは個人によって差があります。 キューティクルが開いてしまうと、トリートメントで補給した栄養や水分が流れ出てしまい、髪の戻りを早めてしまう原因に。 サラサラヘアを長持ちするには、髪のダメージを加速させてしまうような行動はなるべく避けましょう。 毎日のホームケアをしっかり行いつつ、定期的にサロンのトリートメントで毛髪の内側にも栄養を与えてあげるのがよさそうです!

サロンでのトリートメントが気になる方に

「トリートメントの良さは分かったけど、やった事がないのでちょっと不安……。」 「もっと詳しく調べてから、試してみたい!」 そんな方はこちらの記事を読んでから予約するのがおすすめです!

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【改善策】ヘッドスパや頭皮マッサージを試してみる

髪質改善したいなら地肌から整えましょう! 髪の毛の土台である頭皮に余分な皮脂や角質がたまると、血行が悪くなり栄養素が髪へ行き渡らなくなってしまいます。 サラサラ髪の即効性を求める場合はトリートメントが効果的なのに対し、髪質から変えたい場合は頭皮マッサージやヘッドスパがオススメ。 地肌からしっかりケアして、パサつき悩みを根本的に解決しましょう。

頭皮の余分な皮脂や角質を取り除く為には、サロンのヘッドスパを試してみるのがオススメです! ヘッドスパでは、クレンジング剤を使って、普段は取る事の出来ない毛穴の奥の汚れを取り除いて行きます。 そして、保湿クリームや有効成分を頭皮に塗りながら、頭皮を丁寧に揉みほぐしてくれます。 専門的な技術によって古い角質や毛穴汚れを落とし、血行を促進する事で毛根へ栄養が行き渡らせる効果が期待できますよ。 気になる方は、ぜひ美容師さんに相談してみてください。

【予防策】パサつき対策に効果的な生活習慣を心掛ける

ハリやコシのある綺麗な髪を育てたいなら、髪に良い栄養素をしっかりとりましょう! まずはタンパク質。 髪の毛のほとんどはケラチンと呼ばれるタンパク質からできており、タンパク質はハリのある髪の毛を作るには欠かせない栄養素です。

タンパク質の他にも重要な栄養素があります。 まずは亜鉛。 亜鉛は、食事で摂取したタンパク質から、髪の毛の主成分であるケラチンを作り出す働きを持ちます。 そのため、亜鉛が不足してしまうとケラチンの生成がスムーズに行われなくなり、健康な毛髪が育たなくなってしまうのです。

次はビタミン! ビタミンの中でも、ビタミンB2とビタミンB6は健康な髪を作る為の大切な栄養素となっています。 ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。 また、ビタミンB6は亜鉛の働きをサポートします。 これらのビタミンが不足すると、頭皮が荒れてしまったり、髪の新陳代謝が上手くいかず、強くコシのある毛髪の成長を抑制してしまいます。

また、睡眠も規則正しくとることが大切です。 髪の毛に栄養を取り込む細胞が活発になるのは、寝ている間。 特に夜10時〜2時が最も活発になるゴールデンタイムです。 この時間にベットにつくのがベスト!

髪や頭皮の状態を知って、正しいパサつき対策を

毎日のヘアケアや生活習慣を見直すだけで、髪のパサつきの改善は十分に期待できます。 大切なのは、まず、自分の髪の状態を的確に知ること! デイリーなヘアケア対策をより効果的なものにするためにも、定期的にサロンに通って、美容師さんに髪や頭皮の状態をチェックしてもらいましょう。